ウォルト・ディズニーと言えば、ミッキーマウスを始めとする
ディスニーアニメなどで有名なアニメ会社であり、
また様々な都市伝説を産んだ大御所とも言えます。

さてその数多くある都市伝説の中で
ディズニーと言えば「著作権」があります。

この著作権を巡るディズニーの都市伝説を挙げれば、
以下の様になります。

小学校のプールに書いたミッキーマウスで著作権侵害を訴えられた
学園祭でディズニー作品のミュージカルをしようとしたら、訴えられた
マルを三つ書いたら訴えられた」など、など、

ディズニーには常に著作権の都市伝説が付きまとい
自社のブランドが他所に使われる事を極端に嫌う
というイメージが強く根付いています。

さてそんなディズニーが実は……
パクリをしたという都市伝説
があります。

それが今回ご紹介する「アトランティス失われた帝国」です。

このアニメ作品はウォルト・ディズニーが
生誕100周年を記念して創られたアニメ作品でした……

監督は、代表作に「美女と野獣」に「ノートルダムの鐘」に
「ライオンキング」などを手掛けたゲイリー・トルースデール監督でした。

後の世にも語り継がれるだろう名作アニメを手掛け、
ディズニーのブランドをさらに輝かせた監督ですが、
その監督が事もあろうことか、日本のアニメをパクリ
あまつさえ映画化したと言う都市伝説にもなった作品が、
今回御紹介する「アトランティス失われた帝国」なのです。

この作品のあらすじは以下の様になります。

伝説の大陸「アトランティス」を巡り、科学者志望の青年が、
褐色肌の美少女と共に、万能潜水艦に乗り込み、
超科学を使い世界征服を企む悪の組織と戦う──と、
大雑把なあらすじはおおむねこの様になります。

さてここまで見てみれば解るかもしれませんが……

このあらすじは平たく言えば、
不思議の海のナディア」に似ていないでしょうか?

まず「不思議の海のナディア」とは一体何かと疑問を持つ方に簡単なご説明を。

監督は代表作に「新世紀エヴァンゲリオン」など「シン・ゴジラ」で著名を振るう、
日本アニメと特撮を代表する、庵野秀明氏であり、
その中でも名作として知られているのが、この「不思議の海のナディア」でした。

この作品は、宮崎駿御大が下敷きにした脚本を庵野監督が受け継ぎ、
二人の巨匠による名作とも言えるSFアニメ作品「不思議な海のナディア」と
「アトランティス失われた帝国」まったくもって瓜二つと言われている
のです。

まあ、この作品の原点とも言えるのはジュール・ヴェルヌのSF小説である
海底二万里」であり、不思議の海のナディアも同じ原点なので、
に通った部分はあるかもしれませんが、あまりにも類似すべき点が多すぎるのです。

まず「アトランティス失われた帝国」と「不思議の海のナディア」の
主人公の少年の特徴である眼鏡に蝶ネクタイ
に、
科学者に憧れ、不思議な褐色肌の美少女に出会い、
冒険を進めていく
と、大筋が似通っていたり、
また「アトランティス失われた帝国」のヒロインの褐色肌の美女も、
「不思議の海のナディア」の美少女と似ている
設定をもっており、
また不思議な石を持ち、それが物語の重要なアイテムと、やはり似ています。

その他の登場人物達も「不思議の海のナディア」にそっくりと、
ここまで似てしまうものなのかと思えるぐらいに、似ているのです。

一度見れば、あれこれってと、思える程にそっくりであり、
似通っている「アトランティス失われた帝国」
それ故に「不思議の海のナディア」のファンは、
この作品「アトランティス失われた帝国」をパクリと言い、
はては専門検証サイトまで立ち上げ、徹底した追求をしたのですが、
この当事者であるゲイリー・トルースデール監督は、
「できるならミヤザキアニメに似ているって言ってほしいよ」と、
笑ってごまかしていた
との事。

無論、ファンの間では庵野監督やガイナックス側と
ディズニー側で何らかの対話が成され、うやむやに終わったとありますが、
真相は今現在を持って謎です。

ですがこの都市伝説の一番恐ろしい事は、
この作品以降のゲイリー・トルースデール監督は表立った活躍は無く、
所在も不明
となっています。

都市伝説の一部には、このパクリ事件を起こしてしまい、
ディズニー100周年を台無しにしてしまった為に、
業界から干された
との噂もあり、
またディズニー側の訴訟から逃げているとの噂もあります。

またディズニー側も「アトランティス失われた帝国」を無かった事にしたく、
あまり触れないようにしている
みたいです。

現に「アトランティス失われた帝国」などの作品を余りクローズアップしないのも、
それが原因だとの都市伝説もあります。

どちらにせよ、ディズニーの恐ろしさが垣間見える
都市伝説には変わりありませんね。