学生時代、東京都・八王子市の大学へ通っておりました。

当時は約20年ほど前なので、都市伝説と言う言葉自体、
世に出回っていない時。

自分の知人の家が、国道16号線から少し入った所にあり、
よく遊びに行ったものです。

その辺は学生がよく住むようなアパートと某大学の学生寮もありました。

当時噂になっていた、今でいう都市伝説があり、
その友達のアパートの裏に山があり
その奥が梅坪町の梅坪村という村があるそうです。

町内に村が存在すると言う事自体、少し胡散臭い気もしますが、
あくまで都市伝説として読んで頂けたらと思います。

そのアパート周辺に住んでいる学生たちの話では、
その梅坪村らしき方向へ行く人は、ほとんど同じ顔をしているとの事。

学生たちが梅坪村の住人らしき人を見かけるのは、
日中は授業があるため、ほとんど夜間のため、
日中にはっきり見た人は自分の知る限りでは当時おりませんでした。

梅坪村へ入ったことのある人がいると言う噂まで広まり、
その噂によると、梅坪村へ向かい入口らしき所に差し掛かると、
「この先入ったらぶっ殺す」という立看板があるとの事。

更に、その人は梅坪村に入って行くと、全員坊主頭の村人が出て来て、
顔を見るとほとんど似た顔をしていたとの事。

同じ顔の村人の手には鍬やら鍬、更には斧まで持ってる人もいて、
物凄い形相の村人に囲まれたその方の、車はボコボコにされ、
何とか逃げ延びてきたとの事。

聞いた話によると、その梅坪村
村人が全員親族、近親相姦村だったそうです。