福岡県の有名な神社と言えば「太宰府天満宮」。

初詣の時の来場者数は全国でも5本の指に入る
有名な観光名所の一つですが、地元では縁切りスポットとして
都市伝説のようなものとして有名です。

学業の神様である菅原道真を祀った神社なので
「恋愛にうつつを抜かさず勉学に励め」という道真公の意志だとか、
太宰府への左遷で愛する人と離れ離れになってしまった
道真公が自分と同じように縁を切ってしまうだとか、
太鼓橋という過去・現在・未来を表した赤い橋を
カップルで渡ると別れるだとか、そもそも太宰府天満宮に
カップルで行くと別れるなんていう言い伝えもあります。

そして、太宰府天満宮よりもっと山の奥の方に、
結構有名な縁結びの神社竈門神社」があります。

春は桜が綺麗で秋は紅葉が見事な素晴らしいスポットで、
お守りなどが売っているところは
有名なデザイナーが設計したという近未来的な神社ですが、
ここは縁切りの太宰府天満宮とは逆に縁結びの神社だと言われています。

実際、祀られているのは縁結びの神様「玉依姫命」です。

縁結びの神社だけあって、神社の奥の方には「片方の石のところから
目を閉じてもう片方の石のところまで一度で行けたら恋が叶う」という
恋占いの石があり、一人で行けなくても誰かのアドバイスを受けながらでも
辿り着けば、人の力を借りれば恋が叶うと言われています。

また、顔を写して祈れば願い事が叶うという
水鏡があったりと正に縁結びの神社らしい神社です。

縁結びの神社と縁切りの神社が近くにある
というのもなかなか面白いですよね。

この2つの神社のこの話は、地元では結構有名な話です。