山梨県甲府市で行われる信玄公祭りが雨だと、
甲斐市で行われるおみゆきさんに大風が吹く。
逆に、信玄公祭りが晴れると、おみゆきさんが雨になる。
地元では、昔から伝わっていて、毎年、そうなります。
ここ数年は、信玄公祭りが雨だったので、
毎年、信玄公役として来られる有名俳優さん
(沢村一樹さん、片岡鶴太郎さん、松平健さん、渡哲也さん 他)達は、
かなりの確率でずぶ濡れになってます。
武将のため、時代考証からカッパなどの雨具を使うわけにもいかず、
水気を含んだ武具は、相当な重さになると思われますが、
懲りずに数回参加してくださった方もおられました。
また、おみゆきさんは、女神様なので、
カップルで祭りを見に行くと嫉妬されて必ず別れます。
そのため、神輿担ぎの男衆は、女物の浴衣を着て、
化粧をして女の格好で神輿を担いで練り歩きます。
それには、男衆の誰かが気に入られて連れて行かれないように、
という意味もあるんだとか。
男衆は、腰紐に鈴や紙で作った花などの飾りを付けていますが、
縁起物なので、女性達がそれに群がります。
他には、富士山が笠雲をかぶると近いうちに雨が降る。
実証では、80%だったそうです。
二重にかぶると、風と雨、吊るし雲なら、大風が吹くなど、
昔からの言い伝えが多数存在します。
富士山の雪解け時期に、鳥のような模様(農の鳥)が現れると、
その年の農作物は、豊作だと言われ農家の人の目安になっています。
これらは、全て地元の言い伝えですが、知っている人が多いと思います。
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