今から15年前、北九州市のマンションから
1人の少女が保護を求めて脱走し事件が発覚しました。
犯人は松永太という男と、
その内縁の妻の緒方純子の両名で、
自分で手を下すこともなく6人の男女の弱みを握り、
金を吐き出させ、用が無くなると自分ではてを下さずに
無慈悲に殺し合わせるという手口で次々と殺していきました。
そして死体の処理に死体を細かく刻み、
ミキサーにかけて死体の痕跡を消すといったやり方で
次々と死体を消していったという身の毛もよだつ事件でした。
この松永太という男は、幼少時代は成績優秀で
中学時代は弁論大会で優勝するほどの弁の立つ男でしたが、
性格的にはサディストで心理学の本もよく読んでいたそうです。
高校を卒業後、父親のふとん店を継ぎ会社化しますが、
詐欺商法であちこちから訴えが届くようになります。
ちょうどその時に知り合ったのが共犯の緒方純子でしたが、
ちょうど金もなくなってきたこともあって、
純子の家族を毒牙にかけようと相談し、
マインドコントロールを受けていた彼女も承諾します。
そして言葉巧みに彼女の家族にもぐりこみ、
彼女の母親に肉体関係を迫り成功し、
その後自分の詐欺商法に彼女の家族・親戚を巻き込み
人間関係を壊していきました。
そして、家族をマンションの1室に閉じ込めることに成功し、
家族や親せきに数々な性的虐待をしていきます。
ワニクリップを使った通電、スカトロ、生爪を剥がすことなどを繰り返し、
用が無くなると言葉巧みに言い寄り、殺しあうように持っていくのです。
しかし事件発覚後、共犯の純子はマインドコントロールが解け、
己の罪と向き合うように、主犯の松永の手口、
事件の概要を警察に話し、主犯の松永は死刑、
共犯の純子は無期懲役が言い渡され、
純子は控訴しませんでした。
主犯の松永は死刑確定後再審を請求し、
拘置所に接見したマスコミにも「俺はやっていない」と
犯行を否認し続けております。
また恐ろしい所は罪の反省を見せず、
裁判中には持論を饒舌に話し、
取り調べ段階でも「俺は女を惚れさせてみせるばい」
と言っている所です。
2019年5月21日 at 9:22 AM
2年4ヶ月で七人の尊い命が弄ぶように失われた日本史上最悪の事件です。
犯人は病的な嘘付きの松永太と妻緒方純子。
純子は加害者でもあり、最初の松永の犠牲者でもあると言えます。
直接自分の手は汚さず巧みな話術で獲物の家族をマインドコントロールして家族同士の殺し合いをさせる。殺して生き残った方はそれを理由に脅迫され奴隷状態。恐ろしいのはマインドコントロールの環境構築の徹底ぶり。排泄、食事、睡眠などの生活ルールを徹底的に縛ることで規律を守れないという罰則を与える。罰則は恐怖の通電地獄。
しかもこの規律は到底こなせないであろう過酷なルールにも関わらず誰一人逆らうことはできない。徹底した恐怖政治は家族の絆すら簡単に壊す。家族同士で密告させ合うことで信用できる人間が誰もいない、松永太に従うしか道は残されていない。こんなことってあるのか。10歳の少女が5歳の弟を殺害していることでこの事件の異常性は伺えると思います。あまりに残酷すぎて報道規制が入り文面でしか当時の状況はわからないことからもこの事件は人に衝撃を与えた事件だと思います。ここまで人は残酷になれるのか。しかも自分では手を出さずに身内に手を汚させる。身内の死体処理はバラバラ切断しミキサーにかけてトイレに流させる。事件が発覚まで8年も要した北九州監禁殺人事件は異常以外のなにものでもない。犯人の松永太と同じ赤い血が流れていると思うと吐き気がしてくる。この男は決して簡単に殺してはいけないと思う。現存するあらゆる残酷な処刑方法で死にたいと思っても死ねない苦痛を老衰するその時まで与え続けるべきだと思います。こんな恐ろしい考えを思いつかせてしまう松永太はやはり恐ろしい。