千葉県松戸市にある都立八柱霊園は、
40年近く前から心霊スポットとして知られている場所ですが、
実は「若葉マークの車で八柱霊園に入ると出られなくなる
という都市伝説があります。

どの程度知られているかはわかりませんが、
地元の知人に話すと「やっぱりあそこはなんかある。
自分も聞いたことがある」と言われます。

私の母も、私自身も迷った経験があります。

八柱霊園は「公園墓地」とも呼ばれていて、
広々した敷地内に区画整理された墓地や広場、テーブル付きの椅子やベンチ、
公衆トイレと飲み物の自販機もあり、桜や楓、松の木もたくさん植えられています。

普通に気持ちのいい場所なので、家族で休日にピクニックに来る人や、
ジョギングやサイクリングに利用する人も多いです。

そして、地元では初心者ドライバーが
運転の練習コースによく使う場所でもあります。

ロータリーやカーブ、細い道もあり、敷地内には交通標識も設置されていて、
制限速度が10km~20kmなので、自信のないドライバーが
安心してトロトロ運転で練習できる貴重なところです。

しかし、入ったはいいものの、なかなか出口が見つからなくなり、
何週も何週もぐるぐると園内を回らされることでも有名です。

行けども行けどもお墓で方向がわからなくなるせいもあると思うのですが、
敷地案内地図や出口方向標識も設置されているのに、なぜか必ず迷います。

17時半に出入り口の門が閉まるので、
遅くても17時には出口に向かうことにしているのですが、
それでも出られるのは閉門ギリギリです。

ベテランドライバーの車を見つけて
後ろについていかないと出られないという説があります。