私が小学校高学年の頃の話です。近所にある山で良く遊んでいました。ある日、その山で友人達と当時私の通う小学校で流行っていた、隠れ鬼という遊びをしていました。

その遊びは隠れんぼと鬼ごっこが混合した遊びで、初めは隠れんぼの様に物陰に隠れて、鬼に見つかればタッチされないように逃げ、タッチされなければ、また隠れてというように鬼にタッチされるまで続くというもの。

皆でじゃんけんをして、鬼にはならず逃げる方になりました。見つからない様な場所を探していると、丁度隠れるのに良さそうな2つの岩が積み重なっている場所を発見しました。

岩が重なって出来ている隙間に隠れようと岩をよじ登りました。1つの岩を登ると、岩の真上にある太い木の枝にロープの切れ端が垂れ下がっていて、その真下には花がいけてあり缶コーヒーにワンカップの清酒が置いてありました。

小学生だった私は何でこんな所にこんな物が置いてあるのか意味が分からずに、何も気にせずそのまま隠れ鬼を続け、その後遊び終わって家へと帰りました。

帰ってから母に山での出来事を伝えると外に出る様に言われ、母が塩を持ってきて私に振りかけました。そして玄関に塩を盛り理由は何も教えてくれませんでした

私の母は昔から少しながらの霊感があり、後になって母から聞いた話ですが、その時の私の背後には黒い人影がついていたらしいです。