私の大好きなジブリのアニメに「崖の上のポニョ」があります。
ポニョのとってもかわいらしい雰囲気とあのテーマソングが
大好きなわけですが、このアニメにある都市伝説とは、
なんと登場人物がみんな死んでしまったのではないかということです。

裏付ける理由としては、ポニョの名前が「ブリュンヒルデ」で、
「ブリュンヒルデ」というのは北欧神話に出てくる
ワルキューレという「死者を天上に連れていく」死神のお姉さん。

そういわれれば、水中でも息をしている描写があったり
今まで歩けなかった老人達が歩けるようになったりと不思議な描写があります。

このアニメはけっこう不思議でみたあと
わたしもいろいろと考えてしまいました。

とくに、登場人物の宗介が母親を名前で呼んでいたり、
母親の名前がリサ、という割と現代的な名前に対して
その子どもは宗介というちょっと古風な名前であるということが引っかかりました。

もしかして宗介はリサの先祖の生まれ変わりなのではないかと考えたり、
いろいろと自分なりに理由を考えてみるのも面白いものです。

このように輪廻転生を物語のテーマに盛り込んでいる気がするのですが、
他のかたがたはどのように考えているのか興味深いです。

けれど、こういった都市伝説が生まれて
いろいろなひとの意見が交換されるのは、
作者にとってはこれぞ望んでいた状況、なのではないでしょうか。

最初からこれは、死後の世界を描いたお話ですといってこの映画をみるのと、
なにも知らずに見るのとでは面白さがぜんぜん違います。

なにも知らずに見て、後から自分でもしかしてこのお話は
死後の世界を描いているのかもといろいろ想像するのが楽しいと思うのです。

また、ポニョは江戸時代の人魚(悪い方)で
歩女」から来ているという説も有名です。