よく幼稚園・保育園~小学校の段階で
誰しもが歌ったことのあるはずである童謡の一つ
一年生になったら」に関して都市伝説があります。

一年生になったら」 まどみちお作詞/山本直純作曲 のこの曲。
歌詞は

一年生になったら 一年生になったら
友達100人出来るかな
100人で食べたいな 
富士山の上でおにぎりを
ぱっくん ぱっくん ぱっくんと

よーく見てみると
100人で食べたいな 富士山の上でおにぎりを」が
妙に変になっていることが分かりますか。

本来友達が一人出来たなら、
一緒に「二人」でおにぎりを食べることになるはずです。

つまり「101人で食べたいな」ということになるはずなのです。
明らかに一人足りていない

この曲が作られたのは戦時中で、
いつ誰が死ぬかわからない状況の中で作られた曲なのです。

友達が100人出来たとして、
その中の一人は死んでしまうほどの死亡率
であったのです。

なので、ここの前後の数が合わないとされています。
この一人には、モデルがいるという都市伝説があります。

戦時中に足の悪い子供がいて、
その子は友人たちと共に行動することが出来なかったために、
足手まといの子供は大人たちの手によって殺められたという説です。

この曲にその子の想いを乗せることで、
弔いの意味を込めて、それを乗り越えようとした話です。

このような説もありながら、存在する童謡。
他の「かごめかごめ」などの童謡にも数々の都市伝説が存在します。

じゃあなぜ「童謡」という言葉が生まれたのか。

童謡とは「子供のうたう歌」という定義が存在していますが、
歌詞がかなり意味不明かつあいまいなものが多いとされています。

そのせいで一つ一つの童謡に都市伝説というものが生まれています。

この童謡の成り立ちには、抑えられた人(庶民)の思いが
当時に忘れてはいけないと罪にならないように
歌に混ぜ込んで次の時代に伝えようとしたものなのです。

子供に歌わせることで、噂、流行として流して、
全国に広めようとしたのではないか、ということです。

他の童謡の成り立ち伝えたい本当の主旨を読み取ることってみると、
深い曲であることが分かります。

信じるも信じないもあなた次第です。