とあるファーストフード店のハンバーガーを
一ヶ月にわたって放置したところ腐らなかったという話がある。
個人的な体験だが、コンビニ弁当も同じで
真夏に一ヶ月以上部屋で放置しておいたコンビニ弁当が
腐りもしなければカビも生えなかった。
これを恐ろしいと感じるか便利と感じるかは受け取り方次第だと思う。
何もかもが動きの早い世の中では健康に気をつけて
選りすぐった食事だけを摂取して生きていくのには
時間的にも金銭的にもコストがかかりすぎる。
ところで、核家族化や晩婚化が進んでいる現代では
孤独死が増加している。
近所の人にも知り合いにも気づかれることなく自宅で死亡し、
遺体の損壊が進んだのちに異臭などが原因で
ようやく発見されるといったケースだ。
その中でも、比較的損傷や腐敗が少ない遺体の生前の暮らしには
ある一定のパターンが見られるそうだ。
それは、コンビニ弁当やカップラーメンなどで
食事を済ませがちな若い男性や、
アルコール依存で常に体内にアルコールがある状態
に置かれていた人が死亡した場合の遺体。
普通、冬場でも数日経てば人間の死体というものは
すさまじい異臭を放ち、腐乱してしまうそう。
しかし、先に書いたような食生活をしている人
(主に一人暮らしの大学生などが多いよう)や、
アルコール依存だった人は普通の遺体に比べて格段に痛みが遅いそうだ。
自分が突然死したとして、ぐちゃぐちゃになってしまった状態で
発見されなかったならまだましと思うのか。
それとも、そのまま生き続けてどうなってしまうのか不安に思うのか。
それも受け取り方次第なのかもしれない。
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