愛知県瀬戸市に住んでいる人なら子供の頃必ず教えれらる都市伝説があります。
瀬戸市は瀬戸物で有名で、その瀬戸物を全国的に有名にしたのが加藤民吉です。

江戸時代陶器が衰退したことにより、瀬戸が瀕死状態な状況になっていくなか、
瀬戸で磁器(陶器より薄いもので軽量で使いやすい)を作り
瀬戸を救ったとされる人物であります。

その加藤民吉を祭るイベントが瀬戸市の最大のイベントであるせともの祭りです。
しかし、せともの祭りは瀬戸川で2日開催されるのですが、必ず1日は雨が降ります。

当時、有田焼が一世を風靡しておりこの有田焼の技術がどうしても欲しいと思った
瀬戸の焼き物業界が、加藤民吉を有田に送り込みました。

民吉はどうしても技術が欲しいのですが、
門外不出の技術を簡単によそ者に教えてくれるわけはありません。

そこで考えたのが、有田焼き業界棟梁の娘と結婚し跡継ぎとなり、
技術を教えてもらうことでした。

瀬戸に妻子がいるのを隠し娘に近づきまんまと結婚。

そして子供も出来たことにより、
信頼を勝ち得て技術を教えてもらうことができました。

技術を教えてもらったら、もう有田にいる必要もありません。

妻子を置いて瀬戸に戻り、
瀬戸でその技術を広め再び瀬戸は繁盛することになりました。

そしてその業績をたたえ、せともの祭りをすることに。

有田に置いて行かれた妻子は悲しみのあまり
二人で有田を出て瀬戸まで探しに来ました。

ところが、民吉には瀬戸に妻子がいます。

その光景を目の当たりにしてしまい、
瀬戸川に身を投げて心中してしまいました。

せともの祭りに雨が降るのはその妻子の涙雨と言われています。