かの有名なキリスト教の教祖、
イエス・キリストの墓がなんと日本にあるという
いかにも都市伝説らしい噂がある。

場所は青森県三戸郡新郷村戸来
そこにはキリストの墓とされる十字架が立ち、
慰霊祭まで行われているというのだ。

しかしご存知のとおり、イエス・キリストは日本よりはるか彼方の地、
ゴルゴダの丘にて磔刑に処され、三日後復活するも、
天に召されたとされている。一体どういうことなのだろうか。

学者の話によれば、実はキリストは20代の頃に日本を訪れていたという。
そして帰国後、磔刑に処されたのは、実は身代わりである
弟のイエス・キリストだったというのだ。

本物のイエス・キリストは磔刑を逃れたのち世界各地へ変遷し、
のちに日本に舞い戻り、そこで妻を娶った。

3人の娘にまで恵まれ、100歳を超える大往生をとげ
命を全うしたらしい。

そして村にはキリストの子孫といわれる者達もいて、
彼らは眼が青く、日本人離れした顔立ちをしているらしいのだ。

この地には他にもキリストにまつわるように思える不思議な風習がいくつもある。

生まれた子を始めて戸外に出すさいには
無病息災を祈り額に十字をかいたり、
盆には木を十字に組んで電球をぶら下げた十字架を家の前にぶらさげ、
死者の魂を迎え入れるというのだ。

十字架といえばキリスト教の代名詞ともいえるものである。

また、慰霊祭のときに踊る盆踊りには、
ヘブライ語で神を称えているという意味をもつとされる
ナニャンドヤラ」という歌が用いられているのだ。

キリスト磔刑後もイエス・キリストに関する都市伝説は世界各地に多くある。

日本とは関わりの薄いと思われるキリストだが、
実は深いかかわりがあったのかもしれない。