維新三傑である、西郷隆盛・大久保利通・木戸孝義のうち、
鹿児島出身が西郷隆盛と大久保利通と二人も存在しています。
日本というくくりでみると大変な偉業をはたした偉人なのですが、
地元鹿児島では圧倒的に西郷隆盛が人気です。
今でも、西郷隆盛の軌跡をたどるようなイベントは
定期的に開催されており、銅像は観光名所として
大々的に宣伝までされています。
それに対して、大久保利通のイベントなどの情報は対して存在せず、
銅像も観光名所というほどの扱いは受けていません。
大久保利通は政権の中枢で暗殺されるまで活躍したのに対し、
西郷隆盛は西南戦争で官軍に敗北し自刃という結末です。
西郷隆盛は国から見れば逆賊扱いになっていると思います。
逆に大久保利通は名宰相という扱いになっています。
一般的に考えると、西郷隆盛 < 大久保利通
という結果が当然だとおもいますが、鹿児島では圧倒的に
西郷隆盛 > 大久保利通になっています。
しかも、来年のNHKの大河ドラマに西郷隆盛が主役となります。
大久保利通も当然登場すると思いますが、主役ではありません。
不思議です。
また、明治維新を成し遂げた人物の中で
この二人の功績はずばぬけていたと思っています。
この二人が政権の中枢に存在していた時期が確実にあるわけですが、
にしては鹿児島がなぜこんなに田舎なのか?
現在の政治家のように地元を贔屓にする考えは少なからずはあったと思います。
ですが、そんな形跡は全くありません。
何か、歴史の闇に葬られた事実があるのでは?
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