邪馬台国は宮崎県西都市だった。
原田常治著の「古代日本正史」に、
魏志倭人伝を原文のまま素直に読み、
陸路水路合わせ見て図解付きで根拠を述べている。
日本人の祀る神社、古墳、日本人の考え方も鑑み
邪馬台国以外の多くの古代史を紐解いている。
年代もはっきりさせようと干支も併せ
リアリティーのある年代で照らし合わせている。
ヒミコが天照大御神という説は他にも聞くが、
素佐之男命の九州現地妻という表現も面白い。
当事日本は末子相続でヒミコの末子
熊野楠火日命の末子で、大和に入婿に行った(東遷)。
相手は鐃速日(にぎはやひ)命の末子である伊須気依姫。
鐃速日命とは現在の奈良県桜井市にある
大神(おおみわ)神社の主祭神である。
この大神神社は摂社末社39社もある日本一の巨大神社。
にも関わらず古事記からも日本書記からも抹殺された人物とある。
日本の神社は菅原道真や明治天皇陛下のように
実際の歴史上の人物を祀る事から始まっている。
ユダヤイスラムキリスト教のように
エホバの神という全能の神ではない。
また仏のように衆生を悟りに導く極楽浄土のモノでもない。
ギリシア神話のように神と人は別のもの、というわけでもない。
日本での神様は実際の人物を祀っている。
日本全国で一番神社の多い
素佐之男命然り天照大御神然り。
それならば日本一摂社末社の多い
大神神社の主祭神が実際の人物でないわけがない。
そういう観点からの古代史解明本です。
非業の死、無実の罪を着せられた人物が祟りを成し、
それを鎮める為に奉るのは逆説の日本史でもありましたが
歴史上から抹殺された鐃速日命も
現在日本を芳しく思ってないかもしれませんね。
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