丁度1年前横浜市の大口病院
点滴に消毒剤が混入され、
患者さんが死亡した事件
がありました。

事件の前から病院の4階では不審な事が続いていました

看護師の白衣が切り裂かれたり、
カルテが抜き取られたのです。

病院内で4階は呪われてるという噂がありました。

点滴のパックに注射器で消毒剤を入れることは
医療的な技術がなければできません

院長も内部に犯人がいる可能性を
否定できない
と言っていました。

大口病院は看護師が足りない状態が続いていたようです。
ハローワークにも求人募集を頼んでいたという話です。

新人の看護師が慣れない手つきで
注射をすることもあったようです。

人手が足りないことから
薬の管理が行き届かなかった
ことは想像できます。

実際、事件の前日に3日分の点滴を病棟に置いてあったのです。
人手が少ない祭日なら異物を混入できた可能性が高くなります。

事件の前日や当日に働いていた看護師は限られます
しかも大口病院はそれほど大きな病院ではありません

それなのに、なせ未だに犯人が捕まらないのでしょうか
最大の理由は証拠がないことでしょう。

大口病院には監視カメラはありませんでした
手袋をしていれば指紋も残りません。

目撃者もいなければ、自供に頼るしかありません
つまり、被疑者が否定すれば逮捕できないのです。

似たような事件でも犯人を逮捕するまでに
かなり時間がかかっています。

冤罪を防止するためには慎重に捜査することが大切です。
動かない証拠を見つけるまで警察の地道な戦いが続くわけです。