芳生野猟銃射殺事件は、
2007年に高知県津野町芳生野で
西森茂広容疑者が隣人の山本栄喜さん方の
山本さんの妻と息子に猟銃を発砲し
山本さんの妻を射殺した事件です。
高知県津野町芳生野と言えば人口は少なく、
川沿いに集落のある地域で、
今も昔と変わらず近所の交流が多い地域です。
今回の事件の犯人と被害者も近所付き合いは何時もあり、
その日も西森容疑者と山本さんは
酒を一緒に飲んでいたといいます。
それが突然自宅に帰り
猟銃を持ち出して発砲したわけです。
山本さんのほうが20歳くらい年上で、
普段から容疑者は小言を言われていたのかもしれません。
それでも酔った勢いでいきなり猟銃を持って
撃ってくるというのは非常に怖いと感じました。
理由はこの地区に嫁の母親が住んでいます。
地域の住民はすべて家族のようなものなどで
どの家もカギをかけていません。
近所の人達も勝手に庭先に入ったり、
玄関を開けて呼んだりします。
こんな開放的な村で起きたこの事件は
住んでいる住民や嫁の母の居る私にとっては
怖さは相当なものです。
この事件以来、住民は戸締りをし、カギをかけ、
近所で一緒に酒を飲むのは慎むようになりました。
私も嫁の実家に泊まりに行った時は
襖側に頭を向けて寝るのが怖くなりました。
また田舎では多くの人が猟銃をもっています。
また殺傷能力のある農機具も持っています。
何かをきっかけにして
殺人鬼に変貌する要素がたくさんあります。
映画だけの世界と思っていた惨殺事件が実際に起きて、
やっぱり近所付き合いはほどほどにと思いました。
コメントを残す