夫の叔母の葬式の後の出来事です。無事、叔母の葬式もおわり、葬式で飾ってあったたくさんの花の一部をもらってきました。
外の水道のところのバケツの水の中につけておいたのですが、雨の事情で2日ばかりバケツにつけたまま経過してしまったのです。その花をもらってきてから最初の晩のこと。
なんだか寝苦しいかと思ったら、その水道のところで何やら物音がしているのでした。いつもは、お葬式でもらってきたときの花は一番にお墓参りにもっていくのが通例で、あまり放置していない状態。
気にはなっていたのですが、とにかく雨がやまないことにはどうしようもない感じでした。次の日の夜中にもなぜか人声や物音がそこからする感じでした。耳をすませてみると生前の叔母の声のようにも聞こえています。
「きっと、叔母の実家のお墓に花を持っていってほしのだ」と自分ではそう感じました。亡くなる前に、実家の家神様のことを心配していたこともあって、きっととても苦しかったのではないかと思われます。天気であれば、花をもらってきたその日にお墓に備えることもできたのです。
ようやく雨が上がってから花をお墓にお供えにいくと、夜中の物音も静かになってくれた感じでした。
ただ、我が家ではこの頃とても法事が多くなってきたような気がしています。これから夏に向かい外のお墓のお花のお供えの仕方などやりかたもあるかもしれません。
そして、ときどき思い出すのはたくさんいる叔母たちの兄弟のうちでも、お墓のお供えのお花のやり方を享受してくれる親戚は限られていたことです。叔母もそのやり方を教えてくれる親戚のひとりだったということです。
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