親が小さい頃によく子守歌として歌ってくれた歌の中にあります。
ねーねば、山からもんこくるどー。ねーんこやー、ねんねこやー。
何時までも夜更かしをしていると、山から「もんこ」
というお化けがやってきて、子供をさらっていくといわれました。
青森県でも田舎町の所です。
山には確かにお化けが住んでいそうな所々にあります。
青森県でも五所川原市と今はなっていますが、外れはまだまだ田舎です。
青森県は、山の方に行くと、お地蔵様がポツンとあるところがあったり、
山は神様が住んでいるという言い伝えもあります。
独特の宗教もあり、白装束で山の中に建てられたら
お堂に御参りした記憶があります。
その宗教の中にも、山の中に神様がいて、きちんと日々拝んで敬わないと、
逆に祟られるという言い伝えもあります。
青森県では、有名な進学校として高校も併設されている伝統的な宗教です。
家の親も、そこで高校時代は修行していたそうです。
独特な価値観があり、神聖な水や山など、あります。
死者に対しての考え方も違い、お墓は個人でありますが、
遺骨は全て宗教のお堂に信者さんのものがすべて一緒に弔われています。
お盆に死者が帰ってくるのは、良く聞く話でありますが、
その迎え方も違います。
お墓参りは、あまりせず、お堂に信者さんが集まって
慰霊祭というものを行い、死者を迎え弔います。
手の合わせ方も違い、独特の組み方をします。
きちんと弔いをしないと祟られるという言い伝えです。
もしかすると、きちんと弔いをしないと祟られるというところから、
来ているのかもしれません。
2019年7月6日 at 10:48 PM
もんこ=蒙古 のはず。
元寇の際、対馬から逃れた人の一部が青森県の日本海側に移り住んだ事によって、元寇の被害を受けていないエリアの青森県にも伝承として残っているとか。