八尺様とは?当HP読者が語る現代妖怪の姿

八尺様はどこの県に潜むのか、その前に読者からの声で彼女の姿を明らかにしよう。以下がその全文だ。

八尺とは約2.42メートル。

日本各地に伝わる現代妖怪「八尺様」は背の高い(八尺ほど)女性が、「ぼ、ぼぼぼ」とも「ぽ、ぽぽぽ」とも取れるような不思議な声で笑いながら歩いてくるそうです。

若者が見る場合が多く目撃者は憑り殺されてしまうそうです。

喪服を着ている若い女性の場合もあれば、留袖の老婆だったり、野良着姿の中年女性だったりと服装や年齢はまちまちですが、女性で非常に背が高く、頭には帽子など何かしら載せているようです。

ぼ、ぼぼぼという笑い声も共通だと言います。

八尺様に魅入られると憑り殺されるというのが定説で、それを回避するためには盛り塩お札などで身を守るといった対抗策があるのですが八尺様は身近な人間の声になりすますことが出来るようです。

そこで、身近な人間が部屋から出て来いと言ったと勘違いして盛り塩や御札の範囲外に出てしまいあえなく……といったパターンも多いようです。

ここも、あえて若者だけにとり憑く理由なのかもしれません。

「八尺様」発祥地山陰東北北陸等諸説ありますが、村の中に地蔵などの守護で封印されているという説が有力なようです。

大女の妖怪や神様など、正体が何者かについても諸説あるようで、似たような不思議な外見のモノの目撃例は全国各地でいくつも報告されているようです。

どれも目撃するだけで憑いてくるというのもありますが、目を合わせたり話しかけたり、指差すだけでも危険なのでうっかり出先で見かけてしまった場合には注意したほうがいいかもしれません。

この記述から、八尺様は約2.42メートルの背高女で、不思議な声とともに現れ、若者を魅入る恐ろしい存在だと分かる。2008年に2ちゃんねるのオカルト板で初めて投稿されたこの怪談は、現代の都市伝説として全国に広がった。だが、彼女はどこの県に潜んでいるのだろうか?

八尺様の発祥地はどこの県?諸説を検証

読者の声にあるように、「『八尺様』発祥地山陰東北北陸等諸説ありますが、村の中に地蔵などの守護で封印されているという説が有力なようです。」東北地方では、青森県七戸町の「八尺堂」という地名が注目される。静かな田舎町で、「八尺」という苗字の人々が住むことから、八尺様との関連を想像する人もいる。山陰地方では、島根県や鳥取県の山間部が候補地として挙がり、地元の民話に登場する大女の妖怪と結びつけられることが多い。北陸地方でも、福井県や石川県の山村で似た目撃談があり、霧深い山が発祥地としてふさわしいとされる。

「村の中に地蔵などの守護で封印されている」という設定は、八尺様が特定の県に閉じ込められていた可能性を示唆する。歴史的に、地蔵は村の境界を守る存在として信仰され、妖怪を封じる役割を担ってきた。だが、その地蔵が壊されたことで八尺様が全国に広がったとの噂もある。どの県が本当の発祥地かは確証がないが、地域性が彼女のイメージを補強しているのは確かだ。

八尺様の目撃談:どこの県でも現れる可能性

読者は「似たような不思議な外見のモノの目撃例は全国各地でいくつも報告されているようです」と語る。たとえば、茨城県では「田んぼの向こうに背の高い女が立っていた」、北海道では「雪の中で白い服の女がぽぽぽと言っていた」といった報告がある。芸人のゆりやんレトリィバァも大阪の公園で「すべり台より大きい女性を見た」と語っており、八尺様が特定の県に縛られていない可能性を示している。「若者が見る場合が多く」という特徴も、全国の目撃談で一致している。

「喪服を着ている若い女性の場合もあれば、留袖の老婆だったり、野良着姿の中年女性だったりと服装や年齢はまちまちですが、女性で非常に背が高く、頭には帽子など何かしら載せているようです」という記述の通り、姿は多様だが、「ぼ、ぼぼぼという笑い声も共通」だ。この声が、目撃者に強い印象を残し、恐怖を増幅させているのだろう。

八尺様への対処法と危険性

読者の声はこうだ。「八尺様に魅入られると憑り殺されるというのが定説で、それを回避するためには盛り塩お札などで身を守るといった対抗策があるのですが八尺様は身近な人間の声になりすますことが出来るようです。そこで、身近な人間が部屋から出て来いと言ったと勘違いして盛り塩や御札の範囲外に出てしまいあえなく……といったパターンも多いようです。」この狡猾さが八尺様の恐ろしさを際立たせる。たとえば、祖父母や友人の声で呼ばれ、つい外に出てしまうケースが報告されている。

「ここも、あえて若者だけにとり憑く理由なのかもしれません」とあるように、若者の好奇心や純粋さが裏目に出る。「どれも目撃するだけで憑いてくるというのもありますが、目を合わせたり話しかけたり、指差すだけでも危険なのでうっかり出先で見かけてしまった場合には注意したほうがいいかもしれません」との警告も重い。見かけたら反応せず、静かにその場を離れるのが最善だ。

どこの県が八尺様の故郷か?考察と現代への影響

『八尺様』発祥地山陰東北北陸等諸説あり」「大女の妖怪や神様など、正体が何者かについても諸説あるようで」と読者が指摘するように、八尺様の起源と正体は謎に包まれている。地蔵で封印されていた設定が鍵かもしれないが、それが壊されたことで全国に広がった可能性もある。心理学的には、八尺様は「未知の恐怖」を象徴し、若者を狙う理由も成長過程での不安が影響していると考えられる。文化人類学的には、日本の妖怪文化と結びつき、背の高い女性という異形が想像力を刺激してきたのだろう。

Xでは「八尺様ってどこの県でも出そうで怖い」「田舎に行ったら気をつけよう」との声が飛び交い、現代でもその存在感は強い。八尺様がどこの県に潜むかは分からないが、その不思議な魅力は尽きない。

結び

八尺様はどこの県に潜むのか?その答えはまだ霧の中だが、現代妖怪「八尺様」の不思議な声と背高の姿は、聞く者を引きつけて離さない。もしどこかで「ぽぽぽ」という音が聞こえたら、それは八尺様の足音かもしれない。次に田舎を訪れる時、周囲の気配に注意を払えば、彼女の影が垣間見える可能性もある。