四国…愛媛・香川・徳島・高知四県からなる、
本州とは海を隔てている離島である。

四国と本州をつなぐ橋
何本架かっているかいるのかご存じだろうか。

兵庫県につながる「明石海峡大橋」、
岡山県倉敷-香川県坂出市をつなぐ「瀬戸大橋」、
広島県尾道市-愛媛県今治市をつなぐ「瀬戸内海大橋
(島をいくつか経由しているため「しまなみ海道」とも呼ばれている)。
つまり3本である。

実はこの数、四国の人口を考えると多すぎると言われている。

四国の総人口は2005年時点で約415万人、
県の数も土地面積も全く違うので比較にはならないが
九州の人口が1300万人(2006年時点)である。

地理的な理由もあるが本州-九州をつなぐ橋は関門橋のみ、
たった一本である。

四国に3つも橋がかかっている理由だが、
一説にはこんな話がある。

3つの橋の建設が計画され、着工された時代はちょうど、
アメリカと旧ソ連がにらみ合っていた冷戦時代である。

もし、旧ソ連軍が日本にある米軍基地を襲撃した場合、
一番安全なのは唯一米軍駐屯地がない四国ではないか!?とう憶測だ。

つまり、政府が国民をできるだけ多く
安全な四国に誘導するために建設されたものではないか、
ということだ。

ただし、私自身四国に住んでみてわかったことは、
住む場所によっては「もう一本橋があってもよくないか!?」
と思うほど本州との交通の便は悪いと感じることが多かった。

更に、橋を通過するのに料金をとられるため、
高速バスや自家用車で行く場合は金額が跳ね上がることがある、
という事実もぜひ知っていただきたい…。