秋田県鹿角市には、黒又山、通称クロマンタと呼ばれる
標高280メートルの山がある。

クロマンタとは、アイヌの言葉で「神の山」を意味する。

クロ=人でない者=神
マクタ=野
キシタ=山

クロマクタキシタ、つまり神野山が、
なまってクロマンタになったのだと言われている。

他にも異説あり、クロマンタはクルマッタ=神々のオアシス
という意味のアイヌ語がなまったものとも言われる。

この黒又山はきれいな三角錐の形をしており、
形状だけでいえばピラミッドそのものだ。

山頂には神社があり、その下に巨大な岩があり、
古代の祭祀状だったのではないかと見られている。

山頂の下は空洞であることが、分かっており、
人工的なものではないかと指摘されている。

この空洞には石棺のようなものが収められている
ことも分かっているが、発掘作業に携わった調査隊メンバーのうち
3人が死亡、8人が病気やけがに見舞われた
ことから、調査中止となった。

また、地中に全7段から10段程度の階段上
ピラミッド構造が隠されている可能性が高いらしい。

そしてこの黒又山の周辺には
大湯環状列石(ストーンサークル)がある。

これは縄文時代の遺跡であるが、
この日時計状組石と呼ばれるものと酷似した遺構が
黒又山にもあるのだという。

そしてこのあたりはUFOの目撃情報が多いことでも知られている。

エジプトのピラミッド周辺でも
UFOの目撃談は多数寄せられていることや、
発掘作業に携わった者たちが不幸に見舞われたという逸話なども、
この黒又山の不可思議さを強調しているように思う。