これは大学に通っている知り合いから聞いた話です。
たまたま近くに座っていた理工系学部と思われる人たちの会話が、
知り合いの耳に入ってしまったそうなのですが。
彼らの会話の内容が世界崩壊が始まった、
そんなビックリする内容だったと興奮気味に語ってくれました。
小柴昌俊教授は素粒子ニュートリノを観測したことで、
2002年にノーベル物理学賞をニュートリノ観測の
パイオニアとして受賞しました。
ニュートリノは陽子が崩壊するときに放出される粒子のひとつで、
素粒子の世界は今までは捉えることの出来ない領域でした。
小柴教授の研究はその素粒子の世界の出来事を捉える足がかりになるもので、
小柴教授がニュートリノを観測そて以降、
次々とニュートリノの観測に成功していきます。
小柴教授の偉業の3年後には、
アメリカ・オハイオ州の実験施設でニュートリノの観測に成功。
それから半年後にはインドの実験施設で、
その3ヶ月後にはフランスのフレジュの実験施設で、
その1ヶ月後にはアメリカ・ユタ州の実験施設で
次々とニュートリノが観測されます。
ところが、
素粒子の世界を観測出来たことに歓喜していたのは最初の間だけで、
計測されていくデータを見ると一つの仮設が浮かび上がってきます。
世界は急速に崩壊に向かっていて、
それも加速度的に世界の崩壊は進んでいると。
実際に素粒子の世界を観測することで、
今まで考えられていた理論では説明がつかない現象が起きている。
もしくは小柴教授が観測したことで、
性質が変わったかのように変化していっている。
大学に通う知り合いは世界が崩壊していると聞いてギョッとしましたが、
早くても何百年も先の事でまだ仮設ということで安心したそうです。
2015年にはニュートリノに質量があることを証明したことで、
梶田隆章教授がノーベル物理学賞を受賞しました。
また一歩、
素粒子の世界を進むことができたときに、
世界の法則はどんな変貌を見せるのでしょうか。
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