じゃんけん発祥の秘密と恐怖の血手形
「グー、チョキ、パー」って誰もが知ってるじゃんけん。子供の遊びやと思うやろけど、その起源や「グー、チョキ、パー」がどうやって決まったか知ると、ちょっと見方が変わるかもしれん。実は、歴史を紐解くと、じゃんけんはただの遊びやなくて、勝負や運命を決める道具として使われてた時代もあるんや。もはやカイジやで。そして、その裏には不気味な話や都市伝説まで絡んでくる。今回は、じゃんけんの発祥から、ゾッとする7つの逸話までを特集や。勝っても負けても背筋が寒くなる話、楽しんでってな。
じゃんけんの発祥とグー、チョキ、パーの謎
じゃんけんってどこから来たんやろな。起源はハッキリせんけど、一番有力な説は中国から伝わった「手拳遊び」が元って話や。『遊戯史研究』によると、江戸時代中期(17~18世紀)に日本で「拳(けん)」って遊びが庶民に広まった記録がある。当時は「石、鋏、布」みたいな形で、今のじゃんけんに近いルールやったらしい。中国の「猜拳(さいけん)」って酒席の遊びが渡ってきて、日本で独自に進化したんやろな。
で、なんで「グー、チョキ、パー」になったか。これも諸説あって、「グー」は石の硬さを、「チョキ」は鋏の切れ味を、「パー」は布や紙の広がりを表してるって解釈が一般的や。意外なのは、江戸時代には「グー」が「蛇」、「チョキ」が「蛙」、「パー」が「ナメクジ」って動物でやってた地域もあったって話(『日本風俗史』参照)。三すくみの関係が分かりやすくて、子供にも浸透したんやろ。でも、蛇とかナメクジって考えると、ちょっと不気味な遊びやったかもしれんね。その後、シンプルに「グー、チョキ、パー」って呼び方が定着したんや。
歴史的には、じゃんけんが賭け事や決着に使われたこともあって、運命を握る重い意味合い持ってた時期もあるで。それが今じゃ軽い遊びやけど、昔の名残が怖い話に繋がってるんちゃうか。ここからは、そんな不気味な逸話を7つ紹介するよ。
1. 命を賭けたじゃんけんの代償
江戸時代、じゃんけんが賭け事や決着に使われてたって話、あるんや。『遊戯史研究』によると、村で土地争いの勝敗をじゃんけんで決めたら、負けた男が次の日首吊って死んでた。勝った方も夜な夜な「もう一回やろう」って声聞こえてきて、気がおかしくなったらしい。当時の記録じゃ、その男の影が家の周りをウロついてたってさ。
負けた側の怨念が残るって迷信もあって、グーが重い運命を暗示するなんて解釈もある。心理学的には、極端なプレッシャーで幻聴が生まれることもあるらしいけど、毎晩グー出す夢見てたってのは笑えんよな。
2. 暗闇のじゃんけん相手と消えた子供
『耳嚢』に、夜に子供が知らん相手と手遊びしてたって話がある。その子、「グー、チョキ、パー」って楽しそうにやってたけど、次の日行方不明やった。公園に靴だけポツンと残ってて、誰もおらんはずなのにって不気味やろ。
じゃんけんが広まった時期と重なるから、暗闇から伸びる手がじゃんけん挑んできたって考えるとゾッとする。現代でも、夜の公園で一人じゃんけんしてた子が消えたって噂あるで。小さい靴が残ってるってのが、なおさら怖いよな。
3. 幽霊と続けるじゃんけんの悪夢
『日本霊異記』に、死者が生きてる者に勝負挑む話があって、それがじゃんけんに繋がるんちゃうかって説ある。現代の都市伝説じゃ、事故で死んだ友と夢でじゃんけんしてた奴が、目覚めたら冷たい手がグー出してたってさ。毎夜勝負続いて、負けたら何か起きるって恐怖で眠れんかったらしい。
死者がじゃんけん好きやったって話は無いけど、手遊びがあの世と繋がるって発想が不気味や。友が死ぬ前に「次はパーやで」って言ってたのを思い出したってオチ、ゾクゾクするで。
4. じゃんけんの呪われた隠しルール
江戸時代の民間信仰で、「勝負事で負けたら魂取られる」って迷信があった。『甲子夜話』に、賭け事で負けた男が怪奇現象に悩まされた話があって、これがじゃんけんにも応用できる。噂じゃ、友達と「負けたら何か起きる」って冗談でじゃんけんしたら、負けた奴が影に追いかけられるようになって、勝った奴も窓にグーの手形浮かんで眠れんかったって。
グーが石の重さを意味するから、運命を握るって言われることもあるらしい。軽い遊びが呪いになるなんて、笑えん展開やね。
5. 神隠しを決めるじゃんけんの勝負
『今昔物語集』に、神隠しの前に妙な勝負事が起きたって話がある。じゃんけんが広まった江戸中期以降なら、神や妖怪との勝負がじゃんけんやった可能性もあるで。山で知らん人とじゃんけんして負けたら、次の瞬間その人が消えて、勝った奴が帰り道で「次はお前や」って声聞き続けたってさ。
山で出会った相手が人間やなかったってオチが不気味や。神隠しって昔の失踪事件の説明やけど、じゃんけんで決まるなんて意外すぎるで。
6. 鏡の中で動くじゃんけんの手
現代の都市伝説で、鏡を使った遊びが怖い噂になってるけど、ここにじゃんけん絡めたらどうや。夜に鏡の前で一人じゃんけんしてたら、反射した手が勝手に動き出して、パー出したのに鏡がグー出してきた。負けた瞬間、鏡に血の手形浮かんで、次の日そいつの部屋が荒らされてたってさ。
鏡が「あの世の窓」って昔から言われてたから(『日本風俗史』参照)、じゃんけんが異次元と繋がるって発想がゾッとする。鏡越しに勝負挑むなんて、日常が一気に怖くなるやろ。
7. じゃんけんの勝者が消える怪奇
『耳嚢』に、勝負事で勝った者が不幸になる話があって、じゃんけんにも当てはまるんや。グループでじゃんけんして勝った奴が、次の日忽然と消えた。負けた奴の家の壁に「次はお前」って文字刻まれてて、誰も近づかんようになったらしい。勝った奴が最後にグー出したポーズのまま固まってたって目撃談もあるで。
負けたらヤバいんじゃなくて、勝った方が消えるって逆転が不気味や。じゃんけんの勝負に、運だけやない何かがあるんちゃうかって気分になるで。
じゃんけんがただの遊びやなくなる瞬間
じゃんけんの起源が中国の手遊びやったって知ると、グーチョキパーの裏に隠れた歴史の重み感じるやろ。江戸時代の賭け事から現代の鏡の怪まで、勝っても負けてもゾッとする話が残ってるんや。次に友達とじゃんけんする時、「負けたらどうなるんやろ」って冗談でも言ってみてや。笑いものやなくなって、ちょっとした恐怖が染み込んでくるで。
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