皆さんはドラえもんを御存じでしょうか?
未来から来た猫型ロボットのドラえもんが、
主人公の「野比のび太」君のダメになってしまう
未来を救う為に助けてくれると言う物語。
さて、最初の連載時にのび太君の将来のパートナーこと
お嫁さんになるのは、剛田武ことジャイアンの妹である
「ジャイ子」であると、衝撃の未来をドラえもんと孫のセワシ君に言われ、
取り乱すほどに混乱してしまいます。
その前にジャイ子って誰?と思う方がいると思いますので、
簡単に説明させていただきます。
ジャイ子とは、漫画家になる事を夢見るガキ大将
ジャイアンの妹であり、またの名を「クリスチーネ剛田」の
二つ名を持つ漫画家志望の女の子です。
料理も一応に出来き、好きになった男子に告白できないと、
乙女心のある女の子ですが……
見た目は美少女ではありませんでした。
太めの女の子がジャイ子と虐められるほどに、
そのキャラクター性が強く、作者である藤子・F・不二雄先生も、
本名を明かしてしまえば、イジメられる子がいるかもしれないと、
それに配慮し、名前を伏せたままに、ジャイ子として通されてしまった彼女。
個性的であるがゆえに、真名を隠されてしまった彼女の……
ジャイ子の本名は、作者である藤子・F・不二雄先生の崩御と共に
謎のままにされていきました。
ですが……都市伝説においてジャイ子の名前は
ついに明らかにされていたのです。
そうジャイ子の名前は……
「香」だったのです。
剛田香!それがジャイ子の本名なのです──が、
この名前は小学館側や藤子プロダクションにおいても否定されていますが、
その名前が真実であると言う確証も存在しているのです。
今日はその事について紹介していきましょう。
まず「香」を「かおる」なのか「かおり」と読むのかは不明ですが、
その名前が登場したのはいつなのか定かではありませんが、
ドラえもんの漫画連載の最中、ジャイ子が持っていたスケッチブックに
「香」と書かれていたコマが存在し、それが本名であると、
世に広まったのが始まりとも言えました。
それがどの雑誌なのかは未だに不明であり、
都市伝説の中では、藤子・F・不二雄先生が
うっかりとスケッチブックに「剛田香」と書いてしまい、
それが修正されないまま、世に出回ってしまったとの噂もありますが、
その雑誌は未だに発見されておらずに、デマの要因ともなっています。
ですが、都市伝説の中ではこうもあります。
徹夜で原稿を挙げた藤子・F・不二雄先生が原稿のコピーを確認したところ、
ジャイ子の本名がスケッチブックに書いており、
慌てて出版社側に原稿の差し止めの報告を入れ、
大慌ての出版社側は印刷所に印刷のストップをかけました。
ですが印刷所には既に仕上がった雑誌が何万部もあり、
それを全て回収処理するのは不可能に近く、
また連絡が遅れた印刷所もあり、「剛田香」の名前が印刷された雑誌が、
その混乱に乗じて世に数点程で回ったとの内容があります。
世に雑誌の回収騒ぎは過去に何点か存在し、
あの週刊少年ジャンプにおいても例外ではありません。
もしかしたら「剛田香」と書かれたスケッチブックを持った、
ジャイ子の登場した漫画が、この世界のどこかに
存在している可能性もあるわけですが、
その雑誌は未だに発表はされておらず、
謎のままとして残されています。
また剛田香説の都市伝説には
他にも違う内容の都市伝説も存在しています。
それを例に挙げたら、アニメ制作会社に
初期の設定資料の中にジャイ子の本名が鉛筆で書かれており、
それが「香」と書かれていたことや、
ドラえもんのアシスタントをしていた人物が藤子・F・不二雄先生に、
そっと教えてもらったとの話。
また小学館の藤子・F・不二雄の担当が
うっかりと新人に漏らしてしまったなど、
様々なバリエーションが存在しており、
その真意は明らかにされてはいませんが、
「香」と言う名前が広がりを見せているのには間違いはありません。
元がなければ都市伝説は発生はせず、
どこでその伝説が生まれたかは定かではありませんが、
「香」と言う名前がジャイ子として定着する日もあるのかもしれません。
その時、真のジャイ子の名前が明らかになればいいのですがね。
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