ドラえもんの、『怖い』と言うより、
少し『寂しい』気持ちになる話で、
『行かなきゃ』と呼ばれている話です。
深夜に突如、真っ暗な場所にいるのび太の後ろ姿が映り、
その場所を無言でずっと歩いていているシーンが放送されたそうです。
ただただ歩き、およそ10分程経った辺りで、
のび太が振り返り、寂しそうに、
「行かなきゃ」と一言だけ言い、そこで放送は終了したそうです。
話になんのストーリー性も無い上、
ドラえもんが放送される筈の無い『深夜』だった事から、
『タレント』という話と共に『怖い話』として
都市伝説になっているそうです。
また、その話が放送された日が
藤子F不二夫先生がお亡くなりになった、1996年9月23日だった為、
この放送は「藤子F不二夫先生の追悼の意をこめて
テレビ局側が放送したのでは?」という意見もあります。
そう考えると怖く、寂しくとも、少し暖かな気持ちにもなるのですが、
しかし、おかしな点があるのです。
まず、藤子F不二夫先生がお亡くなりになったのは
9月23日だけれども、それをマスコミ取り上げて
『ニュースで放送したのが翌日』である9月24日です。
もし、9月23日に本当にこの放送が流れていたとしたら、
ニュース等で藤子F不二夫先生の死去が取り上げられる前に
放送されたということになります。
そして、のび太が振り返った時に言った
「行かなきゃ」という声が藤子F不二夫先生の声だった
という話もあるそうです。
そしてこの謎の放送を見たと言う方が多数いる事から、
ただの『都市伝説』ではない可能性もあるという事です。
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