ドラえもんの最終回として広まった有名な都市伝説が2つあります。

それらの話は植物人間となったのび太の夢がドラえもんである話
のび太がドラえもんの開発者であると話です。

のび太が植物人間説(夢オチ説)

まずのび太が植物人間である話は、
1980年代後半あたりから当時の子供達の間で流行した話です。

藤子・F・不二雄さんは「ドラえもんに終わりはないんだ
とおっしゃっていますし、実際のアニメでも、
のび太としずかちゃんの結婚式のシーンが描かれていたりして、
ハッピーエンドに思えますが、これら全ては事故に遭って
植物人間状態になってしまったのび太くんが見ている夢
だという噂があるのです。

植物状態となっている状態で見ていた夢の世界で出会った友達が
ドラえもんだったという話
です。

それらの噂はさらに派生され、
ドラえもんが持っている全てのエネルギーを使って、
植物人間状態になってしまったのび太くんを無事に蘇らせる。

しかし蘇ったのび太くんが見たのは、
エネルギーを使い果たして動かなくなってしまった
悲しいドラえもんの姿であるとか。

さらには、ドラえもんは植物人間状態になってしまった
のび太くんを迎えに来た天国からの使者で、
四次元ポケットから出てくる様々なひみつ道具は
天国の世界の道具
なんだとか。

タイムマシンでのび太や友達を連れて行っている世界は、
実はもうこの世ではなく天国の世界なのではないかとか。
といった話が、チェーンメールなどで広まったりしました。

これらの噂は作者や関係者は否定しているらしいですし、
そんなブラックで悲しいオチは嫌だと言うファンの方も多いと思います。

ドラえもん 都市伝説 のび太植物人間説

ドラえもん 都市伝説 のび太植物人間説

ドラえもんの開発者はのび太説

のび太がいつものようにジャイアンにいじめられて
ドラえもんに泣きつきます。

ですが、ドラえもんはからは何も反応が返ってきません。
まるで死んでいるみたい・・・

ドラミちゃんによるとドラえもんは電池が切れた状態、
元に戻す方法は二つ。

ひとつは電池を交換すること。
しかし、そうすると今までの記憶がなくなってしまいます

もうひとつはこのまま現代の技術が
ドラえもんを自然に修理できるまで進歩するまで待つこと。

のび太は一晩考えて、「僕がドラえもんを直す」と
決断します。

それからのび太は、今までの態度が嘘のように勉強に励みます。
テストでは常に一番、しずかちゃんに遊びに誘われても断って勉強に励むほど。

そして、最後に見事ドラえもんを修理することに
成功するのでした。

私はこの作品を読んで感動してしまいました。

みんなから「ダメなやつ」と馬鹿にされていた
のび太でも努力すれば、ここまで変わることができるんだと。

もちろんのび太のように努力はかならず報われるとは限りませんが、
少なくとも努力しない限り絶対に報われることはありません。
努力の大切さを改めて学ばせてもらいました。

ちなみにこの作品「田嶋・T・安恵」さんが同人誌
として執筆したものなのですが、あまりのクオリティの高さから、
本物と間違う人が続出し都市伝説化しました。

こんな熱心なファンの方まで生み出すなんて
「藤子・F・不二雄」さんは本当に偉大な漫画家ですね。

最後の動画のリンクを掲載しておきます。

ドラえもん 幻の最終回