いつもの通り見知った電車に乗っている。
ふと気がつくと、何分間も電車が止まらない。

乗客は自分以外はみんな寝ている

そして電車は見知らぬ駅で停車。その駅は真っ暗で、
時間を確認するとなんと3時間以上経過している。

信じられない気持ちで駅名を確認すると、
きさらぎ駅」とある。

改札も開かず、人の気配はない。写真は撮ることができない
使われている文字は日本語なのに日本語ではない。

そして「きさらぎ駅」にたどり着いた人は鈴の音や、
太鼓の音といった「音」を聞いているのが特徴
である。

これを聞いただけでも不気味な場所であることがわかる。

この駅についての特徴を踏まえて考察した結果、
ある一説が出来上がった。

それは、「きさらぎ駅」はあの世とこの世の間にある場所ではないか、
ということだ。

過去にこの駅にたどり着いたものは確認されているだけで数人いる。
一番最初に「きさらぎ駅」の名前を出した人の行方は今もわかっていない。

その人は線路を歩いて行き、
「親切なおじさん」の車に乗り、姿を消した

もしみなさんの誰かがこの駅にたどり着いたとしたら、
乗り物には乗らない、ものを口にしない、
トンネルを通らないことをお勧めする。

これらをした人たちは皆戻ってきてはいないからである・・・

ちなみに「きさらぎ駅」の場所をGoogle mapで検索すると、
住所は「茨城県つくば市天王台1丁目」となっている。

ここは筑波大学の前の池であり、謎は深まるばかりである。

行こうと思ってはいけない、行くつもりもない人が突然行けてしまう、
それが「きさらぎ駅」である。