北関東連続女児誘拐殺人事件
群馬と栃木の県境を中心に、
1979年以降に4人の女児が殺害、
一人は行方不明となっている事件
である。

このうちの一つは「足利事件」と呼ばれており、
のちに犯人逮捕となったものの
17年という長いときを経て免罪であったことが判明し、
事件は未解決のままとなっている。

記者である清水潔が、この事件について調査をしており、
それ等をまとめた著書「殺人犯はそこにいる」を発行しており、
その中ではこれ等の事件は全て同一犯によるものではないか
ということが語られている。

行方不明の女児である横山ゆかりちゃん(当時4歳)
パチンコ店から連れ去られた事件では、
両親がTV出演し目撃情報をつのるなどしているものの、
捜査に進展は見られないようだ。

幼い子供を狙った計画的で卑劣な犯行は、
子供をもつ親としては不安を抱かずにはいられず、
これだけの犯行を許してしまった警察にも憤りを感じずにはいられない。

しかも一つは免罪であり、
事件発生からはかなりの時間が経過している。

今後、犯人は逮捕されるのか。
警察は捜査を進めているのか。

犯人が野放し状態であるにも関わらず
これだけの時がたってしまったのは犯人にとっては
十分な逃亡の余地を与えてしまったことに等しい。

連続殺人のうちの二つはパチンコ店からの誘拐であり、
行方不明のままである横山ゆかりちゃん(当時4歳)もまた
パチンコ店から行方不明となっていることから、
犯人がギャンブルをやる人間であることは間違いないであろう。

たまたま寄ったパチンコ店で、
殺人犯の隣になってしまうということもあり得なくはないのだ。