岩手17歳女性殺害事件は、
複雑ですが簡潔に言うと、

男性Xがある日就職先から逃亡
その就職先を斡旋してくれた知人男性Zがそれに激怒し、
メンツを潰されたから慰謝料を払えと脅し、
脅された男性Xは、交際中の女性Aを慰謝料の保証人にした後、
逃亡し自殺

そして、その後何故か、
慰謝料の保証人になった女性の、
同姓同名の同級生の女性Bの死体が見つかり

警察は、自殺した男性Xが犯人だと断定した。

しかし、男性Xは、小指と薬指に怪我をしていて、
殺害事件時期において、被害者女性Bの首を絞めて、
遺体を遺棄することなど不可能だった
と、
当時のジャーナリストが、疑念を抱いていた、
とそういった事件です。

怖いのは、簡潔に読んだだけでも、
絶対に男性Xに慰謝料を払えと言った男性Zが、
逃亡した男性Xを捕まえて、お前がお金を払わないのなら
保証人のAに払わせろと脅し、交際中だった、
女性Aに被害が及ぶのを恐れた男生Xが、
同級生で同姓同名だった女性Bを呼び出し、

事態が把握できない女性Bと揉め事になり、
男性Zが殺し、男性Xに、罪をなすりつけて、
罪をなすりつけられた男性Xは自殺したという、
流れが、自然だと思うけど、
この事件は、男性Xが犯人だったということで
幕を閉じてる
ようです。

ジャーナリストが抱いた男性Xは、
小指と薬指に怪我をしていて、
殺害事件時期において、被害者女性Bの首を絞めて、
遺体を遺棄することなど不可能だったという疑念に対して、
明確な解答もないまま、謎が残る事件で、
薄気味悪く怖いと思いました。