2014年11月16日の午後4時19分、
大阪の泉大津駅で人身事故が発生します。
ホームで電車を待っていた人々は、
電車に轢かれた女性を想像して、
ホームには気まずい空気が流れます。
ところが、
ホームから線路に飛び込んだはずの女性は、
線路から消えてしまいます。
事件は駅のホームで電車を待っていた女性が、
ホームに電車が入ろうとしているときに、
急に大声をだして線路に飛び降りるところから始まります。
運転手はその様子を見て急いで減速をしますが、
ホームから見ていた人々は、
タイミング的に轢かれたと思います。
速度を落としていたとは言え、
巨大重量の塊と接触したのだ、
運が良くても数メーターは跳ね飛ばされているはず。
駅員達もそう考えて、
電車の停止を確認して線路に降り、
電車の下や周辺を探します。
「人が、人が消えた」
飛び込んだ女性を探す駅員の言葉が、
ホームにいた乗客からTwitterで発信されます。
漫画『GANTZ』のオープニングのような出来事が現実に起きた、
そんな風に情報が拡散されていきます。
通常の人身事故よりも短時間で運転再開がされたことで、
事故の謎は深まっていきます。
その後、
ネットニュースでも取り上げられた事もあり、
事故内容の詳しい発表が行われます。
電車の車体の下から女性が出てきて、
「飛び降りたんや」と言って反対のホームから逃げた、
というのが事件の真相でした。
ちなみに、
線路と車体の間には15センチ前後しか隙間はありません。
人が横になっても衣類が巻き込まれてしまい、
そのまま引きずられてしまうことがほとんどなのですが、
この女性が車体の下で無事だったのは偶然なのでしょうか?
警察は列車往来危険の疑いで、
この女性を探していますが、
いまだ女性の消息はわかっていません。
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