坂出タケノコ掘り女児行方不明事件
2005年年4月29日に起こりました。

その日、香川県坂出市王越町
五色台ビジターセンター付近の竹林で、
香川県五色台連絡協議会主催の『タケノコ掘りイベント
が開催されていました。

イベントには19家族、約60人程が参加しており、
行方不明になった大西有紀ちゃんも母親と
姉の3人で参加していました。

午後13時にタケノコを堀りがスタートして、
有紀ちゃんと母親も二人で竹の子探しを始めました。

しかし、数本の竹の子を掘り出した後午後13時半頃に、
有紀もう一本探してくる」といって有紀ちゃんは
母親のそばを離れ一人で遊歩道のほうに歩いていってしまいます。

そのまま集合時間の14時近くになっても
有紀ちゃんの姿がみえないことに気付き、
母親が心配になって有紀ちゃんを探し始めましたが
集合時間の午後14時になっても有紀ちゃんだけが
戻って来ませんでした

他の家族の協力を得て捜索するも見つからず、
午後15時にビジターセンターから警察に連絡して
午後15時45分頃に警察が到着し警察犬も投入しました。

午後5時頃には地元消防団も到着して、
午後9時頃まで竹林の横の通称タンベ池周辺や山林を捜査したが
手がかりは発見出来ませんでした。

この事件の怖い所は有紀ちゃんの持っていた
水筒の匂いを嗅がせて行方を追っていた警察犬が、
遊歩道の外れの竹林の中にぽっかりとあいた空間で
足を止めて動かなくなった事
です。

警察犬は動かなくなりただ空を見上げるばかりだったそうです。

警察犬は地面と足や靴による摩擦で発生する
匂いを頼りに目標を追っています。

仮に誘拐だった場合でも有紀ちゃんの摩擦臭が途切れても
犯人の摩擦臭が残るため、警察犬はその匂いを追尾できるそうです。

もし、犯人が抱き抱えて移動したとしても
匂いを正確に追うこともできます。

なので、警察犬が動かなくなったのは、
ヘリコプターか何かに真上に吊り上げないとありえない動き
だそうです。

その為この事件は鳥に連れ去られたのではないかという説もあります。
しかし、リュックを背負った男が竹やぶから出てきたのを目撃した人もいます。

それほど広くない竹林で周りには
タケノコ掘りに参加していた人が沢山いる中で、
どうやって由紀ちゃんはいなくなったのでしょうか?

この事件は未だに未解決のままです。