熊谷市両親放火殺人事件は
地元でとても近いところで起きた殺人事件です。

といっても今はなんと無罪判決が出てしまっています。
この事件は実は知らない人がとても多いんじゃないかと思います。

というのも、あの東北の震災のあった
２０１１年の３月１１日の未明に起きた事件だからです。

詳細は、このまだ暗い未明に火災が起き、
家が全焼しました。

この火災で高齢の夫婦が焼死しました。
この夫婦には一緒に住んでいた息子がいます。

しかし、このときは、息子は旅行に行っていました。
行き先で崖から車ごと転落したようです。

こんなときに旅行でいないなんて、まずこの時点で怪しいです。
結果、証拠はないですが、状況証拠で逮捕されました。

調べた結果、夫婦の遺体には首に絞めた痕があったようです。
つまり絞殺してから、放火をして、ごまかしたというのが警察側の言い分です。

しかし、先ほどにも述べましたが、物理的な証拠がなく、
無罪判決がでてしまったのです。

息子は今でも無罪を訴えています。

しかしどう考えてもこんなときに、一人で旅行して、
さらに崖から車ごと落ちたなんて偶然すぎると思います。

しかし、司法としては証拠がなければ、拘留することはできません。
完全犯罪はできないといいますが、こんな簡単にできてしまうなんて、
むごいですね。

今後、どうなるのか、新たな証拠が出てくるのだろうか。
実は地元の僕でもこの事件は新聞やテレビで知ったのではないのです。

まあどこからともなく、耳に入ったのです。
つまり、地元でなかったら知らないままでいた事件です。

おそろしいですね、両親を殺して、家を焼いて、
今、この同じ社会で空気を吸っている者が、
近くにいるのですから。