詳しい場所は言えませんが、
もう10年は過ぎます。
会社の寮で起きた怖い話を語らせて頂きます。
それは北海道登別市での話です。
登別には色々と心霊スポットがありますが
会社は心霊スポットでも有名な場所にあり
会社の寮は会社から車で20分位で
登別駅から少し離れた山にありました。
近所にはお墓・葬祭所時々煙突から
煙がポカポカしているのを寮の窓から見ていました。
登別は北海道ですから当然ですが、
冬が来たら雪が降ります。
冬になると会社の仲間は必ず言います。
「今日も鬼動いてたな~」
登別の高速道路インター出入口に
大きな鬼の像が有り地面を指差しているのが
いつも移動している・・・・
みんな同じ意見で私は信じてませんでした。
初雪に路面が凍りだしたある朝、
会社の車ハイエースで女の先輩の運転で
みんなで乗り合いをして会社へ向かっていた時、
突然でした女の先輩が
「ハンドルが動かない・・・・」
そのまま車はガードレールに激突して転倒しました。
それが運よく全員無事でした。
みんなで寒い中外に出て転倒した車を起こしました。
そこで女の先輩が一言「ここは鬼の指差してる場所だ・・・・」
そして数日が経ち私は更に怖い思いを体験しました。
会社の寮はマンションで一人暮らし、
仕事を終えて帰宅すると
部屋の中の玄関の隅に大きな石がありました。
それは雪にくっついて持ち込み雪が解けたにしては
大きすぎる5センチはあった石でした。
その日は疲れていたから放置。
そしてまたまた数日後玄関に今度は2個の石でした。
不思議には思いましたがまたまた疲れていたから放置。
そして数日後その寮は玄関にポストが着いているのですが、
玄関と部屋の間に扉があるのですが、
普段は開けっぱなしにしていて気付きました。
・・・・ポストから誰かが見ている、
よ~く見ると片目が5センチ以上の大きさで
ギョロっとコッチを見て私と目があった・・・・
その目はあの鬼の目でした。
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