4歳と2歳の息子たちと
バンガローに泊まったときの話です。

インターネットで素敵なロフトのある
バンガローを見つけました。

そして週末にそこに家族で泊まりに行きました。

昼間は息子たちは森で木の棒を拾って
振り回してけなげにとても楽しそうに遊んでいました。

森に息子たちのたのしそうな笑い声が
響いていました

夜になり素敵なロフトで寝れると
おおはしゃぎでした。

でも、昼間いっぱい走ったり
めいいっぱい遊んで疲れていたのか
あっというまに寝てしまいました。

夜中のことです。

4歳の息子がわたしの布団に入ってきました
そして暗闇に誰かがいると言ってきました。

息子を抱きしめるとあたたかい風が顔に感じました

じっとして耳をすませると、
かさこそとなにかとても小さな音が聞こえました。

暗闇の中なぜか体も動かせずなにもできずに、
ただ息子を抱きしめることしかできませんでした。

そして、しばらくすると
遊ぼといってると息子が言ってきました

そして、息子はママと一緒じゃないと遊ばない
といきなり叫びました。

それから、辺りはしーんと静かになりました。

朝、目が覚めると布団の近くに
昨日の昼間拾った木の棒が落ちていました

木の棒は息子たちがもういらないと
森に捨ててしまった
ので、
どうしてここにあるのかとても不思議でした。

また、真夜中に息子が遊ぼうの誘い
いいよといっていたらということが頭によぎりました。

それはひょっとして
わたしがぐっすり眠っていて朝おきたら
ロフトから落ちたという事故になっていたかも
とおもうと
ものすごくゾッとしました。