王将社長射殺事件とは、
王将フードサービスの社長が
何者かに射殺された未解決事件です。

王将の本社前にて
心肺停止の状態で倒れていたところを発見され、
病院に搬送されたもののすでに死亡していました。

状況は明らかに殺人事件の様相で、
至近距離から4発の銃弾が浴びせられており、
いずれも急所に命中していたのです。

この事件は拳銃が使われた殺人事件ということで、
そこが非常に怖いでしょう。

鈍器やナイフなどの凶器ではなく、
銃は凶器の中でも特に殺傷能力が高いので、
日本の普通の街中で使われたという点は
住民に恐怖を相当与えたと思います。

しかも、放った弾丸が全て急所に命中しているということですから、
銃の名手というか、扱いに慣れている人物なのか？
という疑問がわいてきます。

殺人事件ということは確定しているので、
誰かから恨みを持たれて殺されたのではないか？
とされています。

特に暴力団がらみの殺人事件と思われていた時期もありますが、
その後捜査は難航し、犯人を見つけられていない状況が続いています。

犯人が銃を使っていることや銃の名手なのではないか？

という点が象徴的な事件であり、
犯人が逮捕されていないという状況から、
周辺の住民の不安はなかなか消えないかもしれません。

日本では銃が使われる事件がほとんどないだけに、
かなり珍しい殺人事件と言えますけど、
現場には証拠もあまり残っておらず、
殺人犯も動機も全くつかめていないケースなので、
プロの殺し屋なのではないか？という推測もできるのです。