1991年、千葉県千葉市に住む1人の女子中学生が姿を忽然と消してしまいます。女性の名前は、「佐久間奈々」さんと言い地元の中学に通う1年生です。佐久間さんは、いなくなる日の夜、友人3人と家でお泊り会をする事になります。家は、アパートですが、母親はスナックに働きに行っていていません。期末テストが終わった佐久間さんと友人たちは、解放感から家に泊り遊ぶ事にしたそうです。佐久間さんたちは、家でくつろいでいるとお菓子を食べたくなり少し離れたコンビニ行く事になります。

自転車2台に分乗して、4キロ先のコンビニへ走行していると、1台の自転車が転倒したそうです。乗っていたのは、佐久間さんらしく少し足を擦りむいた感じです。少し道路上で止まっていると、40代ぐらいの中年男性が歩いて近づいてきます。相手の男性は、「補導員」を名乗り佐久間さんたちに注意してきたそうです。そして、男性は、「本来なら警察沙汰だが、今回に限り話を聞くだけで済ませてやる。お前だけついて来い」と、言って佐久間さんだけを連れて細い道を歩いて行きます。残りの友人3人は、佐久間さんのアパートへ戻って佐久間さんを待つ事にします。

しかし、その後、佐久間さんは、帰って来ず行方不明になり28年が経過しているようです。この事件は、当時話題になり千葉県で有名になります。佐久間さんは、かなりの美少女らしいですが、夜で女子が4人いると中年男性に警戒心が起こるはずです。なのに、補導員と名乗った男性について行ったという事は、よほど男性が怪しくなく口が上手かったと思われます。また、怖いと思った理由に、行方不明になった場所付近では、北朝鮮による拉致事件も過去にあったそうです。佐久間さんを連れて行った中年男性は、北朝鮮の人物かも知れません。