オウム真理教事件は、これまでひとつの事件だけでなく多数の事件が巻き起こされてきました。「信者A殺害事件」、「坂本弁護士一家殺害事件」、有名どころで言いますと「松本サリン事件」や、「地下鉄サリン事件」などその他、多数何十件と事件が起こっていて、いまでも未解決のままの事件が多いのです。

それなのに、この宗教に信者が多数おり、今でもずっとこの事件のことが解明されない部分に、恐怖を感じ今後も同じようなことが再び起きるのでは?と人々の不安をあおるような事件だと思います。

1995年3月に、首都直下で起きた化学兵器・サリンによる無差での別殺人。通勤ラッシュの時間帯を狙った犯行は、6000人を超す死傷者をも出す大事件となりました。教団は、何のために無差別にこんなに多くの人を殺害したのか、その後の事件なども何を目的としてこのような暴動を多数起こしたのか

見当もつきませんし、とても正常な人間の考える範疇ではないと感じられます。実行犯として逮捕されたのは、真理教の幹部たちでしたが他にも多数の人間がかかわっていて、今のその意思を受け継いでどこかに潜んでいると思ったらゾッとします。

一連の事件に関する裁判に関しても、こんなに酷い事件だったにも関わらず、すぐに判決は下らずに16年もの長きに及び、1つの組織としては戦後最多の13人が死刑判決となりましたが、いまだに多くの謎や今後の課題がある事件だったと思います。

麻原 彰晃が死刑になり、今ではその真実を知るものもいなくなりましたが、事件の真相ごと闇に葬らてはいけない事件だったと思います。