1984年に放映されたスーパー戦隊シリーズ『超電子バイオマン』では、
番組が始まって早々にイエローフォーの役者が変わる出来事が起こりました。
これはアクション女優の矢島由紀が失踪した事で、
急遽イエローフォー役が変更になったのですが、
矢島さんは今も行方不明のままです。
矢島さんはバイオマン以前に出演した特撮系のドラマで、
演技力とアクションの技術を評価され、
バイオマンに出演をして欲しいとオファーされる
期待のアクション女優でした。
「明日の撮影はサボるから」
所属していた事務所社長への不満と共に共演者に言った言葉を最後に、
矢島さんの行方はわからなくなってしまいます。
矢島さんの最後の言葉を聞いたレッドワン役の役者は、
事務所への不満から愚痴をこぼしているだけで、
撮影を休むのは冗談で言っているのだと思っていたそうです。
そして翌日、
矢島さんは撮影の予定時間を過ぎても現場にあらわれません。
スタッフが連絡をつけようと手をつくしますが、
彼女と連絡をとることは出来ませんでした。
共演者達は現場近くの喫茶店で待機していたのですが、
これからどうなるのか不安と怖さを感じる一方で、
さみしさを感じていたと後に語っています。
80年代ということもあり、
北朝鮮の拉致被害者の中に矢島さんもいるのでは無いかと噂され、
バイオマンの共演者がどこそこで見かけたとも噂されています。
超電子バイオマンの収録から失踪して以降、
矢島さんの消息は不明のままで、
失踪の理由も今どうしているのかもわからないままなのです。
ちなみに矢島さんが失踪した時の放送は、
イエローフォーは戦隊のスーツを身につけたままで、
クリリン役やルフィ役の田中真弓さんが声を当てた物が放送されました。
2016年6月25日 at 10:46 AM
そのとき、私は小学生でしたが、この回の放送のことは、よく覚えています。
たしか、敵にやられたかなにかで、イエローフォーが死んでしまったような記憶があり、子どもながらに、変な展開、と思っていました。
こういうことだったんですねー。
2016年11月16日 at 6:13 PM
マツコの番組で当時共演していた人達が偶然見かけたって話してたよ。