日本三大美人と聞くと、
よく秋田京都博多出身の女性が美人と言われています。

秋田美人
・肌が白い
・手足が長い
・控えめなところ

京美人
・上品
・日本美人といえば京美人
・性格がおっとりしている

博多美人
・肌が白くてきれい
・オシャレ
・明るくて人懐っこいところ

多くの人がなんとなく、
その特徴を知っているのではないでしょうか。

秋田・京都・博多は共に日本海側にある土地で、
日照・気候の条件や住宅の構造から、
肌がダメージを受けにくいという特徴があり。

多くの文化財に囲まれた京都は言うまでもなく、
秋田は美容院の店舗数が多く
博多は美容関係の支出が全国平均を大きく上回っていて
美意識の高さがうかがえます。

それぞれ気候や風土はことなりますが、
どうして美人が多いのかなという視点で見ると、
秋田・京都・博多で共通する所が見えてきます。

秋田県は蝦夷やロシア等の北方地域と交流が盛んで、
日本犬の血液型はG型ですが、
秋田犬の血液型はヨーロッパの犬と同じA型で、
秋田美人の特徴であるハッキリとした顔立ちも、
北方やロシアの影響がある
と考えられます。

かっては日本の中心だった京都ですが、
武家社会になった後は、
京の都は文化・工芸の中心として栄えることになります。

日本各地から様々な特徴を取り入れ、
美意識・感度の高い人がそれを磨いていった
と考えられます。

博多は大陸との交流が盛んで、
博多美人はエキゾチックな所が魅力的だという人もいます。

そして商業の街として発展したことから、
自然とアピール力や人に好かれる気質を
身につけるのではないでしょうか。

秋田・京都・博多に美人が多いのは、
人や異文化が集まることで多様な遺伝子を取り入れやすく、
異文化に触れることで、審美眼が育まれていた
のが大きいのではないでしょうか。