奈良県にある大和三山と、
その近くにある三輪山には様々ないわれがあります。

大和三山は、畝傍山、天香久山、
耳成山の三つの山の総称
ですが、
一説によるとこの大和三山と三輪山は
人工のピラミッド
ではないかと言われています。

特に耳成山の形は不自然な程綺麗なピラミッド型をしています。
他にも不自然な点は位置関係です。

大和三山はそれぞれの山を頂点にして直線を引くと、
畝傍山を頂点とする二等辺三角形になり、
頂点と底辺の中点を結んだ線の延長線上に
三輪山は存在している
のです。

そのため、大和三山のピラミッドの力が三輪山に集まり、
そこからパワーが放出されている
のではないかと言われています。

実際三輪山はパワースポットだと地元では有名であり、
何かしら感じる参拝者が多いそうです。

耳成山の8合目には耳成山口神社という古い神社があるのですが、
人は誰もおらず、何故かいつも野良猫が沢山集まっており、
とても奇妙な雰囲気です。

かつてこの場所ではシャーマンが蛇髪を使って
呪術を行っていた
という話もあるそうです。

耳成山の前には公園と大きな池があります。

池のほとりにはそこそこ大きな古い石があり、
そこにはある歌が刻まれているのですが、
その内容が非常に不気味なのです。

「耳成の池し恨めし吾妹子が来つつ潜かば水は枯れなむ(作者不詳)」
こちら現代語に訳すと、「耳成の池は恨めしい。
あの子が彷徨って来て水に入ったら、
水が枯れて死なないようにしてくれればよかったのに」
という内容になります。

子供が溺れて死んでしまったのか、
何が起こったのか、真相は誰も知りません。

ただ、この耳成山とこの公園は幽霊の目撃談が多数あり、
地元では有名な心霊スポットとなっています。