和歌山市加太にある淡島神社には何十、
いや何百もの雛人形を始め、日本人形、ぬいぐるみなど、
たくさんの人形が供養されるために集められ、
綺麗に並べられています。
その中には、自然と髪の毛が伸びてくる人形もあるらしく、
その人形たちはまた違う場所に保管され供養されるそうです。
夜にも自由に入ることのできるその神社は、
肝試しにくる若者もいるそうです。
夜に行くとやはり、気味が悪く
人形たちがギョロリと人を見るといいます。
しかし人に何か悪さをするということではなく、
ただ悲しそうにこちらを見ていると。
それを聞くと、怖い感情よりも何だか切ない気持ちになりました。
今までは人と生活していたのだから、
置いていかれた気分なのかもしれません。
でも、きちんと供養しようと持ってきた持ち主さんもいい方だなと思います。
ゴミとして捨てるのではなく、供養へ持って行くのだから。
私も淡島神社を知ってからは持って行くようにしています。
昼間に淡島神社に行った事がありますが、
確かに人形がずらりと並べられてあります。
不思議と1つ1つ表情を持っているように見えて、
中には微笑みかけてくる人形もいます。
しかし怖い感情はなく、こちらも微笑みかけてしまいます。
髪の毛が伸びる人形は一般参拝者は見ることはできないけど、
きっとこの人形も優しく微笑んでいるかもしれません。
みなさんも家に人形が眠っているのなら、
ほうっておかないで、供養に持って行ってみてはいいのかもしれません。
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