これは私が小学の時に体験した出来事です。
私はアパートに住んでいて妹と同じ部屋で
3段ベットの真ん中にいつも寝ています。いつものようにベットで寝ていました。
よく怖い夢を見るのですが、
その日は特別怖い夜でした。また怖い夢を見てうなされて起きたのはまだ外が暗い時。
いつものようにまた寝ようとしましたが、
その日はなぜか寝れませんでした。そんな時、外からハイヒールの靴の音が聞こえました。
アパートの前に道路があります。住宅街なので夜は数台の車が通るかたまに人が歩くぐらいです。
今日もただ人が歩いてるなぁくらいにしか思いませんでした。でもそのハイヒールの音は遠くに消えたかと思うと
また近づいて来ます。音はしだいに大きくなり、また小さく消えていく。
そして音の速度が速くなって走っているように
「コツコツコツコツッ」と聞こえてかるようになりました。私は怖くなり、布団をかぶりましたが、
その音は耳につくように聞こえてきます。その時、私は妹に助けを求めようとしました。
しかし妹はぐっすり寝ていて声もかけられませんでした。私は勇気を出して窓の方を見ました。
そんな時に限ってカーテンが少し開いていて
外の街灯の明かりがうっすら見えます。私はまた怖くなり布団をかぶりましたが、
今度はそのカーテンが開いているのが気になってしまって
どうしても閉めたくなりました。まだ外からは音がします。
でも私は思い切ってベットを飛び出しカーテンを閉めました。もちろん恐ろしくて外を見ることは出来ませんでした。
それからはまた布団に戻り恐怖に耐えながら
知らないうちに寝てしまっていました。今思えばあれがなんだったのか不思議です。
その体験もその日だけでした。


2022年2月15日 at 12:18 PM
めっちゃ!怖い