長南年恵という人物をご存知でしょうか。
1863年に生まれたとされる実在していた人物です。
アニメや漫画のような架空の存在ではなく、
生きていた痕跡が残っている人なのです。
この方は非現実的な現象、
言ってしまえば魔法を使えるような方でした。
瓶び手をかざせば瓶に神水と呼ばれる水が満たされ、
それを飲めばどのような病気も快復したと言われています。
まさかそんな……と思う方もいるでしょうが、
これは公式の裁判記録にも残っている事実なのだそうです。
彼女は医師免許を持っておらず、
にも関わらず神水を人に与えて医療行為をしていたために、
詐欺行為として捕まってしまいました。
そもそも彼女が生きていた明治時代は
そういった非現実的な現象を認めない時代だったため、
空気中から万能薬を作り出すなんて
摩訶不思議な現象は認められなかったのでしょう。
逮捕された後、彼女は弁護士たちによって、
本当に神水を取り出すことができるのかどうかの試験をさせられます。
全裸で懐から水を取り出すといった
トリックができないようにした上で密室に閉じ込め、
それでも神水を取り出すことができるのかどうか、
といった内容です。
それに対し彼女はできると即答し、
事実ものの5分程で瓶に神水を満たしたのでした。
彼女の存在は当時の新聞や裁判記録に残っている
実在した存在ではあるのですが、
生水以外ほとんど口にしなかった、排泄物が全くなかった、
本人の周囲には頻繁に神仏が現れたなど、
到底想像できないような現象を多々起こしています。
一体どのような存在だったのか。
今でも詳しいことは分かっていませんし、
現代に同じような能力を持った人も生まれてはいません。
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