５年前まで、東京都世田谷区代田に住んでいました。
代田（だいた）と言う名前は「でいだらぼっち」からきているそうです。

あの伝説の巨人、日本昔話にも出てきた。
スタジオジブリの「もののけ姫」にも出てきた、あの巨人です。

「でいだらぼっち→だいだらぼっち→だいだら→だいだ→だいた」
となったと言うことです。

その「でいだらぼっち」ちが住んでた…とか、横になっていた…とか、
どかどか歩いた後に出来た…とか、足跡に出来た…とか、いろいろです。

実際のおおきさはよくわからないですが、
「もののけ姫」でみると・・大きい…。

私が住んでいたのは小田急線世田谷代田（せたがやだいた）駅と
京王線新代田（新代田）駅の中間ぐらい、
もう少し行くと代田橋（だいたばし）と言う駅もあります。

大きいからちょっと動けば代田（だいた）の出来上がりですね。

しかし、「でいだらぼっち」を
近所で知っている人はほとんどいませんでした。

お世話になった在住ん～十年の
不動産屋さんのおばさんも知らなかったみたいです。

私は杉並区に住む物知りのライターさんに
「でいだらぼっち」のことを聞きました。

確かに、近所は道路の上がり下がりが、激しく、自転車泣かせです。
おまけに地盤もぼこぼこで、雨降りの後はぐっちゃぐっちゃです。

虫も多くて、かえるもいっぱい出てきます。
しかも茶色～黒で大きくて、なんだかイボがあるやつ…
これは「でいだらぼっち」とは関係ないか？

なんだか、あんまりイメージ良くない表現だったけど、
私はここのあたりの自然いっぱいなワイルドさが好きでした。

この都市伝説を聞いたときなんだかちょっと納得しちゃったりしました。