東京に住んでいてびっくりするのが、
コンビニでは自由にトイレを使用できない
ということだ。
都内でも自由に使ってください
というところもあるが、非常に人の多い繁華街などでは
店員に断りを入れてから使うようにドアに書いてあるか、
そもそも客が使う用のトイレがないという場所もある。
これはその街の治安を反映しているそうだ。
治安のよい場所ではご自由にお使いください
ということになっている。
逆にあまり治安がよくない場所では
店員に一声おかけくださいと書いてある。
非常に治安のよくない場所ではそもそも使用が禁止されている。
コンビニだけでなく公衆トイレの存在の有無も
そうではないだろうか。
地方都市や田舎などではしばしば公衆トイレを見かけるが、
都内や主要都市などでトイレに入ろうと思ったら
駅か商業施設のトイレを利用するしかないだろう。
最近では一昔前にあった公園に設置されたトイレも
なかなか見かけることがない。
子供の頃おばけが出るかもとびくびくしながらも
公園のトイレに入った思い出のある人も多いのではないだろうか。
トイレの中というのは、周りにどれだけ人がいようと密室だ。
中に入ってしまえば町中でも人の目がなくなる。
一時期トイレの中で出産し赤ん坊を置き去りにする
という事件が社会問題になった。
また、刑務所や病院、とくに自殺願望のある人が多く集まる
精神科の中では自殺をするのに真っ先にトイレが選ばれる。
性犯罪についても公衆トイレに入った女性をあとからつけて
一緒に押し入り暴行するなどといった手段がとられることがある。
誰に断ることも、不審がられることもなく
自由に使えるトイレがあるかどうかは
危険なことが起こるかどうかの目安になると言えるだろう。
もしあなたの家の近くのコンビニにトイレが無いとしたら……
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