岡山市東山峠の「肘掛けババア」:焼却場の幽霊と深夜の電話ボックス

岡山市東山峠の中心部にある大きな焼却場。山の上にあり、墓地と住宅地に囲まれたこの場所は、岡山の街並みが見渡せる風光明媚なスポットだ。しかし、2025年4月、Xで「肘掛けババア」の恐怖が再び話題に。この心霊スポットにまつわる噂と、近くの不気味な電話ボックスの怪談を、背筋凍る体験談とともに紐解いてみる。興味があれば、真相を確かめに足を運んでみてはどうだろう。

東山峠の焼却場と「肘掛けババア」の伝説

岡山市東山峠の中心部にある大きな焼却場で、山の上にあり墓地と住宅地に囲まれており岡山の街並みが見渡せます。

何度も利用しましたが、思い入れのある親族、家族の遺体の入った棺をあの分厚い頑丈な焼却炉に入れてスイッチを押すのは勇気がいります。

その場所で「ひじ掛けババア」という幽霊がいるらしいです。

そのババアは生前、生きたまま死んだと思われて焼却炉に入れられてしまい、棺の中でもがきながら燃えてなんとか脱出しながら下半身のない状態でホフク前進のように肘で這いながら助けを求めながら坂道をさまよって息絶えたことから、その焼却場に続く坂道での深夜に出没するうわさが流れています。

肘だけですが全身火傷のすごい形相でかなり速いスピードで追ってきます

想像しただけでも結構怖いです。

この肘掛けババアの伝説は、岡山市東山峠の焼却場が舞台だ。地元では古くから囁かれる都市伝説で、2025年4月にはXで「#肘掛けババア」がトレンド入りするほどの注目を集めた。ある投稿では、「深夜に東山峠の坂道を車で走っていたら、後ろから何かが這う音が聞こえた。バックミラーを見ると、真っ黒な影が猛スピードで追いかけてきた」との体験談が拡散。真偽は不明だが、焼却場の重々しい雰囲気と墓地に囲まれた立地が、恐怖を増幅させているようだ。

専門家の見解では、こうした噂は「火葬場や焼却場特有の心理的恐怖」が起源とされる。元火葬場職員の証言によると、「深夜の焼却炉の稼働音や、風で揺れる木々の影が、幽霊のイメージを生むことがある」とのこと。だが、肘掛けババアの具体的な描写—全身火傷、下半身喪失、肘での高速移動—はあまりに鮮烈で、単なる錯覚とは思えない不気味さがある。

深夜2時の電話ボックス:不幸を呼ぶ怪談

もう1つは焼却場近くにある古い電話ボックス

囲まれたガラスも割れたままで使う人はいないだろうが、ちゃんと使えます。

ただ、深夜2時にかけて、相手が出ると双方の間で奇妙な声が聞こえてどちらかに不幸が訪れると言われており、実際、知人グループが数人で試しに向かいました。

深夜2時に電話しようにも誰がかけるかで相当もめましたがじゃんけんで負けた人が電話をかける事となってしまいました。

相当おびえて敢えてその時間帯には絶対出ないだろう相手に電話をかけました。

1コールごとに汗の量が尋常ではなかったそうです。

結局4コールで切ったそうですがその場の周りの緊張感はかなり張りつめてました。

焼却場からほど近い、東山峠の古い電話ボックスもまた、心霊スポットとして知られている。2025年4月のX投稿では、「電話ボックスで深夜2時に電話をかけたら、低い呻き声が聞こえた」「その後、友人が事故に遭った」との噂が拡散。地元住民によると、この電話ボックスは1990年代から放置されており、ガラスが割れたまま修理されていないという。

岡山県の心霊スポットに詳しいライターは、「電話ボックス型の心霊現象は、全国的に見られるパターン。廃墟や墓地近くの電話が、霊と繋がる『境界』とされる」と解説。東山峠の場合、焼却場と墓地の立地が「死の気配」を強くし、こうした怪談を生んだ可能性がある。ただし、2025年4月時点で電話ボックスは撤去の議論が浮上しており、今後アクセスできなくなるかもしれない。

東山峠の心霊スポットとしての背景

東山峠は、岡山市北区に位置し、墓地や住宅地に囲まれた静かなエリアだ。焼却場は1960年代に建設され、地域の火葬需要を支えてきた。しかし、その重々しい役割ゆえに、心霊スポットの噂が絶えない。2025年4月、Xで「東山峠の焼却場で、深夜に火葬炉の扉が勝手に開く音を聞いた」との投稿が話題に。さらに、地元では「焼却場の煙突から白い影が立ち上る」との目撃談も。

岡山県は、津山市の「津山33人殺し」や久米南町の「ドライブイン一の丸」など、心霊スポットが多い地域として知られる。東山峠の焼却場もその一つで、特に「肘掛けババア」の伝説は、岡山市内で最も恐ろしい怪談の一つに数えられる。2025年4月の地元メディア報道では、焼却場の老朽化に伴う改修計画が浮上しており、幽霊騒動が再注目されている。

実際に行ってみるべき?注意点と真相

興味があれば、東山峠の焼却場や電話ボックスに足を運んでみるのも一興だ。ただし、焼却場は私有地であり、深夜の立ち入りは不法侵入にあたる可能性がある。2022年に倉敷市の廃墟ホテルで心霊スポット探索者が検挙された事例もあり、注意が必要だ。

また、電話ボックスの怪談は、心理的な恐怖や集団ヒステリーの影響も考えられる。専門家は「深夜の静寂や暗闇が、想像力を増幅させる」と指摘。だが、肘掛けババアの鮮烈なイメージや、電話ボックスの具体的な体験談は、単なる噂を超えた何かを感じさせる。2025年4月のXでは、「肘掛けババアに追われたら、坂道を全力で逃げろ」「電話ボックスは絶対触らない方がいい」とのアドバイスが飛び交う。

真相は、行った者にしかわからないかもしれない。想像しただけでもゾッとするこの場所、岡山市東山峠の焼却場と電話ボックス。興味があれば、勇気を出して訪れてみてはどうだろう。責任はもちませんよ(笑)。

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