霊感の強い友人から聞いた体験談です。

その友人は温泉が好きで、
よく彼女と一緒に温泉に出かけていました。

温泉というと都心から離れたところが多く、
山の中なども多いです。

そのため昼間車で温泉に向かい、
お湯に浸かり夕食をとってから夜帰ってくるのが
お決まりのパターンだったそうです。

ある日、いつも通り温泉に入ったあと
車で帰宅していた時のことです。

突然道の真ん中に人の気配を感じ
慌てて急停車しました。

友人は霊感が強いのですが、
彼女は霊感が全くと言っていいほど無かったそうです。

そのため急停車の意味がわからず軽くご立腹。

ですが、「やばい。何か引っ掛けたかも……
そう言って青い顔をしている友人の様子を見て、
事故を疑い車の外に出てあたりの様子を伺います。

野生の動物でも当ててしまったか
そう思い周りを見渡すも特に変わった様子はない。

気のせいかもしれないと話しながら車に戻り帰宅を再開します。
しかし、その辺から友人の肩が重くなり出したそうです。

その体験が初めてではなかった友人は、
こっちの方か……」と思ったそうですが
お祓いに行くくらいしか思いつかず後回しに考えていたそうです。

しばらく車で走っていると目の前に食事処を見つけます。
夕食もまだとっていなかった二人はそこのお店に入ることにしました。

店の中に入り一便奥の席についてお品書きを見ていると
店員さんがお茶を持ってきてくれます。

他にお客さんはいなく、
味の心配が少し過ぎりますが
すぐにそんな心配はどこかに行ってしまいます。

置かれているお茶が……
3つ

幽霊のようなものを見て肩が重くなったなどの経験はあったのですが、
流石にこんな体験はなかっただけに焦ったそうです。

いや、間違いだろ……。
きっと間違えて置いていったんだろ……

そう思い気にしないようにしていたら
店員さんに言われたそうです。

お連れの方はどこか行かれたんですか

聞くと、入店してきたのは友人とその彼女。
そしてもう一人髪の長い女性に見えたと。

その言葉に食事の味などどうでも良くなったそうです。

その後家路を急ぐも、
気になりだしたら肩の重さがどんどん増していったそうです。

家に帰り塩を撒き、
お守りを身につけても症状は改善されませんでした

翌日には強烈な体のだるさに襲われたそうです。

仕事も行けないほどだったそうですが、
重い体をなんとか引きずりお祓いに行った翌日には、
昨日までの不調はなんだったのかと思うほどに回復したそう
です。

山道を走っている最中に、もし人の気配を感じたら……
それと接触してしまったら早急にお祓いに行くことをおすすめします。