これは主人と釣りに出掛けた時の話です。
この日は雨が降っていたのですが、
朝早くからの釣りになるので
前日から準備をして夜出発しました。いつも行っている場所で
自宅から約2時間ほどのところにあります。この日もいつも通りの道を通り向かっていたのですが、
珍しく主人が道を間違えてしまったのです。曲がる道を通り過ぎてしまったのですが、
いつも通らない細い道でUターンするにも
なかなか場所が見つからずしばらく走っていました。5分程走り、どうにかUターン出来そうな場所が見つかったので
何度か切り返して戻ろうとした時・・あれ?と思ったのです。狭い場所なのでバックモニターを見ながら
運転をしていたのですが、
バックモニターには三段くらいの階段が映っていました。そこに腰から膝くらいまでの二本の足と、
一段上にも靴を履いた二本の足がうっすらと見えたのです!夜の雨の中で見間違いかなと思ってはみましたが、
元々私には霊感が少しあったためコレは絶対そうだ!と
確信がありました。一番の確信は主人がバックモニターを見ながら
運転しているのにも関わらず
主人には全く見えていないようだったからです。腰から下が映るという事は・・
この車の真後ろに立っている?確認したい気持ちもありましたが、
とても勇気がありません。「ねえ・・まだUターン出来ないの?」
主人が気付いたらパニックになってしまうかもしれないと、
それとなく急かすくらいしか私には出来ません。どうにか切り返しが終わりしばらく走ってからも
私はずっと後ろを振り向くことは出来ませんでした。釣り場に到着して、
もしかして主人も見ていたのかもと話してみると「何か変に黙っているからおかしいとは思ってた!
あの時切り返ししてるときずっとハンドルが重かったんだよ!」と。
行かさないようにしていたのかもしれません。
今も同じ釣り場に行きますが、
絶対に道は通り過ぎないように気を付けています。


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