私がこの怖い体験をしたのは2017年の8月の事です。
私は夏の連休を利用して滋賀県にある琵琶湖に
2泊3日で釣りに行った時に実際に体験した実話です。
宜しければ最後までお付き合い下さい。
私は都内在住の男性です、
私の趣味の1つにバス釣りというものがあります。
ちなみにバス釣りというのは
淡水魚のブラックバスという魚を釣る釣りの事です。
この滋賀県の琵琶湖という場所は
バス釣りの西の聖地と言っても過言では無い位有名な場所で
世界的にも知られている場所です。
ちなみに世界最大のサイズのブラックバスが釣れて
ギネスブックにも登録された事でも有名です
(2019現在は分かりません)。
私は憧れていた琵琶湖に着き朝一から早速釣りを始めました。
あいにく天候はシトシト降る雨だったのですが
私にとっては何も問題はありませんでした。
要するに慣れっこだったからです、
自然相手の趣味ですので(笑)。
私はボートでの釣りでは無く
オカッパリという釣りをしました
(オカッパリというのは岸釣りという意味です)。
初めての琵琶湖なので私は釣りをしながら
場所を転々と移動しながら釣りを楽しんでいました。
そんなこんなで移動をして釣りをしていると
釣れるポイントを偶然見つける事が出来ました。
私はこの場所で落ち着いて釣りをしてみようと思い
集中して釣りを始めました。
すると数分で一本二本と釣れて
私はバス釣りを楽しんでいました。
しかし相変わらず雨は止む気配はありませんでした‥
そして釣りを始めてパッと腕時計を見ると
午前10時を過ぎていました。
私は雨を避けられる場所に移動して
缶コーヒーを飲みながら一服をしました。
その時です!
私はボーっと湖畔を眺めていると
1隻の貸しボートが私の目の前の湖岸に
ユラユラとしながら漂って来たのです‥。
私はこの時はボート屋の貸しボートが
ロープが外れて流れて来たのか?と思い
全然気にしていませんでした。
私は一服を終えて釣りを再開しました。
しかしそのボート‥私が移動して釣りを始めた場所に
ユラユラと移動して来たのです‥
私はこの時寒くも無いのに何故か腕に鳥肌が立っていました。
そして私は気にしないように釣りをしていました。
すると‥私の約5メートル位でしょうか‥
隣に1人の男性がポツンと仁王立ちしていました。
私はこの男性がどこから現れたのかを
全く分かりませんでした‥
というか一服している時も辺りは雨という事もあり
誰1人居ませんでした。
その男性は釣竿も何も持っていませんでしたので
釣り人ではないんだな‥と私は思いました‥。
そして私はまた釣りに集中する為に
その男性から目を放して湖面を見ていました。
その時です!
私の耳元でみ・つ・か・ら・な・い・の‥?
という覇気の無い小さな声が聞こえました‥、
私はえっ!?と
振り返ると誰もいませんでした。
そして先ほどの仁王立ちをしていた
男性のほうを見ると男性は私を見て
何故か笑っていました‥
私は物凄い恐怖を感じその場所から走って
車を停めてある駐車場へと逃げました。
ちなみにこの琵琶湖という湖は
釣り人の水難事故が多い事でも有名な湖です。
そして不思議な事に転覆して
沈んだボートは発見されるのに遺体だけが発見されない
という事案が年に数件あるそうです‥
私が出会った仁王立ちしていた男性は
もしかしたら水難事故で未だに発見されずに
湖の底に沈んでいる男性だったのでしょうか‥
私はあの時耳元で聞こえた声が忘れられませんし
本当に怖かったです‥。
最後になりますが私がこの体験をした琵琶湖の詳しい場所は
地元の方々&漁協組合の方々に迷惑になりますので
記載する事は控えさせて頂きますご理解下さい。
以上で私が実際に体験した雨にまつわる怖い話をさせて頂きました。
最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。
あの漂っていたボートは何だったんだろうか‥
それでは。
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