沖縄県には、古くから「ユタ」という
占い師の様な職があります。

琉球王朝時代から、民間の巫女の様な存在で
ユタ」からのアドバイスで物事を決めたりと言うこともあったようです。

誰でも「ユタ」になれるという訳ではなく、
当たり前ですが霊感の様な第六感がないとなれないそうです。

やはり第六感と言うのは誰にでもあるわけではなく
「家系」で遺伝ということが、一番多いそうです。

そして「ユタ」になるためには「第六感」でけでなく
カミダーリ(神障り)」と呼ばれる、
神様からの啓示を受けて初めて、修行を受けることとなります。

その修行場所と言うのが「ウタキ(御獄=祈祷所)」です。
ウタキは沖縄に何か所もあります。三大ウタキなる場所もあるそうです。

ユタはそのウタキで修行します。

修行中に誰かに見られたら修行を見た人を
殺さなければならいない
そうです。

現代では、その場所で修行を実際にしてるかは、わかりません。
ただ場所によっては「これより先の立ち入りを禁止します。」や
ここは霊域につき、この先に立ち入る方は、
命の保証が出来ません
」という意味深な赤い看板が立てられています。

地元の人も肝試しに「ユタの修行場所」に行くことがあり、
そこではやはり不可解な現象がたびたびおこるそうです。

なかには、修行中の「ユタ」に偶然出くわしてしまい、
追いかけられたが命からがら逃げることができた、
なんて話もまれに聞きます。

ユタ」自体は現在も存在し民間の巫女、
占い師、アドバイザーの様な位置着けです。

私も実際お世話になったことがあります。